「光回線を使ってみたいけど仕組みとか工事とかよくわからない」
「マンションタイプってどんなプラン?」
初めてネットを検討するときや戸建てのプランしか契約したことない方は誰でもこういう疑問をお持ちになったことがありますね。この記事を読めば光回線の仕組みや工事の流れや工事費用について、またマンションタイプがどんなプランなのか戸建タイプと比較しながら簡単に理解できるようになります。プロバイダーごとの料金解説やご使用の携帯にあったキャリアコラボレーションもご紹介いたします。ネット契約を初めてされる方、一度触れてみたが難しかったのであきらめた方にも興味を持っていただけるような記事です。記事を読み終える頃には以前よりネットが身近なものになっているに違いありません。
アパート・マンションに光回線を引くための基礎知識
光回線ってそもそもどんな回線?
簡単にいうと光ファイバーケーブルを使用してレーザー光で通信する回線のことです。ケーブルの中身は光の屈折率が高いコアとそれを包む光の屈折率が低いクラッドと呼ばれる部分が光を飛ばしているイメージです。この仕組みにより従来の電話線を使用したADSLより安定した速度を保つことができるのです。光ファイバーだと電話回線と違い電気の影響を受けないのでノイズによる通信の乱れに強いです。ADSL回線は電話回線を使用して電気で通信しています。例えるなら光ファイバーを新幹線、ADSLは私鉄電車といえるでしょう。WiMAXは地域ごとに設置された基地局から電波を飛ばして通信しており速度が大きく変化します。この点については続く部分で詳しくお話します。
よく光回線は速いと聞きますね。では光はどうして早いのでしょうか。そういった質問に対して大抵のスタッフは光ファイバーを使っているからですよ、1Gbpsでますからという回答が多いです。一部は正しいですが肝心な点が抜けています。次の見出しでは光回線とADSLやWiMAXと比較してみましょう。
光回線を導入するメリット
メリット1 【トップクラスの速度と安定性】
光回線は100Mbpsから1Gbpsの高速プランが利用できます。さらにケーブルを直接建物へ引き込み各部屋へ分配しているため外部からの干渉を受けにくいという特徴があります。家でyoutubeやニコニコなど動画を頻繁に見る方にはお勧めです。
メリット2 【複数台同時利用が可能】
WiMAXや他のモバイルの場合、契約している方が外出先に持って行ってしまうと
他の方はネットが使えなくなります。光回線を無線ルーターで通信すれば1契約で家族みんなが利用できます。モバイルでテザリング機能(他社が通信可能になる)なども話題になっていますがテザリング中の充電消費が激しいことや速度不足でネットにつながらないことも多いです。
メリット3 【固定電話・携帯代もお得に】
キャリアコラボレーションを利用すれば月々の固定電話や携帯代がお得になります。光回線でのみ使用できる「ひかり電話」は月額500円前後でつけられます。さらに通話料も一般の固定電話の半分です。キャリアによって携帯代が毎月1,000円前後安くなったりパケット代を割引してくれる場合もあります。
上記のメリットをまとめてみると、自分の部屋でネットを使うことが多い方や動画を頻繁に視聴する方、複数台ネット通信される方には光回線がお勧めです。WiMAXや他のモバイルの場合も手軽で便利に思えるかもしれません。しかしモバイル基地局から何キロも離れている場合は外部の干渉が大きく利用できないこともあり通信も安定しません。また利用できるWiFiスポットも限られており、その提供場所が不意にサービスを中止することもよくあるので注意が必要です。
マンションタイプと戸建てタイプの違いは?
マンションタイプとは4世帯以上の建物で契約できるプランです。近くの電柱から光回線をマンション建物に引き込み各部屋に回線を分配していきます。戸建てタイプの場合は電柱から一本の回線を建物に引き込みます。
マンションタイプの魅力の一つは戸建てタイプと比べて月額料金が安い点です。代表的な光回線を幾つか比較してみましょう。
NTTフレッツ光 (西日本) | NTTフレッツ光 (東日本) | So-net光 | OCN光 | |
戸建てタイプ | 5,400円 | 5,460円 | 3,980円 | 5,100円 |
マンションタイプ(プラン1) | 3,700円 | 3,750円 | 2,980円 | 3,600円 |
マンションタイプ(プラン2) | 3,200円 | 3,350円 | ― | ― |
※上記価格は適用期間中の税抜き価格です
上の料金表からもマンションタイプは戸建てのタイプと比較して1,000円~2,200円安いことがわかります。同じ光回線でもプロバイダーによってかなり値段が違っているのが理解できると思います。このタイプが利用できるかどうかは大家さんや管理会社が契約しているかどうか次第です。しかし現在はマンションタイプは広く認知されており大家さんや管理会社もマンションタイプ導入による入居者数の向上を狙っています
マンションタイプには大きくわけて2つの方式があります。ここではわかりやすく説明するため導入数の少ないLAN配線方式やエリア限定特殊プランは省略します。
マンションタイプ(VDSL方式) |
電柱から建物の外側にある共有スペースまで光ファイバーを引き込みます。そして建物内の共用スペース(MDF)に「マンションラック」という各部屋へ信号を分けるための機器を設置します。そしてそこから各部屋まで既にある「電話線」に光の信号を流しています。速度最大100Mbps |
マンションタイプ(光配線方式) |
上記のVDSL方式と途中までは同じです。しかし各部屋まで電話線ではなく「光
ファイバー」を使用しているところが異なります。速度最大1Gbps |
まずVDSL方式のメリットをあげてみましょう。それは「工事時間が速い」という点です。なぜ速いのでしょうか。理由は「もともと建物にあった電話線」を使用するからです。多くの場合、標準の工事内容であれば、所要時間はおよそ1時間です(セットアップサービスをお申し込みの場合は、別途時間がかかります)。
―NTT東日本公式ページより https://flets.com/first/kouji/multi_unit.html#ac_tab
ではVDSL方式のデメリットは何でしょうか。まず「速度が遅い」という点です。VDSL方式の場合は速度最大100Mbpsです。マンションプランに共通していることとして「利用者が多いほど速度は遅くなる」要素があります。理解しやすいイメージとしてマンションに100Mbpsが流れてきたとします。それを入居者10人で同時に使用すると各部屋には10Mbpsしか流れないことになります(実際はこれに様々な干渉要素が加わります)さらに回線は途中から「電話線」に変わっていますから光ファイバーの恩恵が少なくなります。外部からの干渉を受けて速度が簡単に低下してしまいます。
続いて光配線方式のメリットを考えてみましょう。それは「速度が速く安定している」という点です。先程の表からわかるようにVDSL方式の10倍の最大速度がでます。さらに引き込みから各部屋まで「すべて光ファイバー」なので外部からの干渉をほとんど受けずに速度が安定します。デメリットは光コンセントがないと工事が必要になるという点です。
結論としては速度と安定感を併せ持つ光配線方式が契約する上でメリットが多いです。集合住宅の利用者数分の速度低下や複数台ネット利用しても安定した速度を保つことができるからです。
引っ越しをする場合はまた工事費用がかかるの?
まず引っ越し先で利用できる光回線のプランを確認しましょう。プランが変わると工事費用(移転費用)がかかる場合があります。戸建てタイプからマンションタイプ(その逆の場合でも)に変更する場合です。ここで戸建ての例を取り上げているのは移転先の建物にマンションタイプが導入されていない場合、戸建てタイプを契約して使用する必要があるためです。集合住宅に回線業者ごとの移転工事費を作成した表を参考にしてください。
フレッツ光 | 移転工事費 | 土曜・日曜 開通 |
戸建てへのお引っ越し | 9,000円 | +3,000円 |
集合住宅へのお引っ越し | 7,500円 | +3,000円 |
※上記の値段は対象期間が設けられています。各公式ページで再度ご確認ください
※税別価格で表示しています
さらに大切なこととして「東日本エリア」から「西日本エリア」へ引っ越しをされる(その逆も適用)場合には移転手続きができません。次のような手続きが必要になります。NTTへフレッツ光の解約申請をします。移転先のエリアで新規申し込みます。連絡先は東日本、西日本ともに0120-116-116になります
OCN光 | 移転工事費(派遣工事) | 移転工事費(無派遣工事) |
戸建てへのお引っ越し | 7,600円 | 2,000円 |
集合住宅へのお引っ越し | 7,600円 | 2,000円 |
屋内配線を新設する場合 | ※屋内配線が必要になる場合15,000円~18,000円がかかります |
OCN光の移転費用は新規開設時にかかる工事費と同額です。さらに工事費とは別に事務手数料3,000円が必要になります。
So-net光 | 移転工事費 | 土曜・日曜 開通 |
戸建てへのお引っ越し | 9,000円 | +3,000円 |
集合住宅へのお引っ越し | 9,000円 | +3,000円 |
So-netの場合、戸建ても集合住宅も費用は変わらないようです。東日本から西日本に移転(その逆の場合も)する場合には特典があります。1~30ヶ月目が月額料金800円が割引になります。
以上をまとめてみますと、移転費用は7,500円~9,000円ほどかかります。
費用を抑えたいのであれば土日を指定するのは避けましょう。さらに休日は大変込み合い時間指定が難しい、開通日が延びるなど色々なデメリットがあります。
【事前確認】アパート・マンションは導入できる回線が決まっている
回線の種類は不動産屋に確認しよう
引っ越しの際に回線の種類は必ず確認しましょう。なぜなら戸建てに光回線を引く場合は好きな回線やプロバイダーを選べます。しかしマンションタイプの場合「自分で好きな回線を選べない場合」があるという点です。理由は建物によって既に指定の回線が導入済されているケースがあるからです。
例として引っ越し先でau光「お得プランA」を契約したいとします。しかし既にマンションにはNTTフレッツ光(プロバイダー指定)が導入されているとします。その場合、NTT以外の回線を引くことも指定プロバイダー以外を選ぶことも不可能です。au光「お得プランA」の契約条件として4つのプロバイダー(nifty,au one net, BIGLOBE,So-net)から選ぶというのがあります。フレッツ光の指定プロバイダーがこの4つでなければ契約はできないということです。同様にSoftBank光もプロバイダーがヤフーBBと指定されていますから契約はできませんので注意が必要です。
別の例も考えましょう。docomo光(回線フレッツ)を検討しているとします。引っ越し予定の建物にKDDI提供のコミュファ光(県限定)が導入されていたとします。契約はできるでしょうか。ほとんどの場合できません。回線業者がNTTとKDDIで異なるためです。そしてコミュファではプロバイダーにdocomoを指定できません。
さらに不動産屋専用回線を導入している場合もあります。例えばレオパレスには「レオネット」というネット環境がすでに備わっています。そのようなケースでも不動産屋に相談しても他の回線やプロバイダーを指定する事は難しいです。
上記の例からわかるように使いたいプランを確実に契約するためにも不動産屋への確認は絶対に必要です。不動産屋に以下の点を踏まえて確認してみましょう。
・ネット回線の種類はなんですか?(例:NTTフレッツ光、KDDIコミュファ光、ケー ブルTVネットなど)
・プロバイダーが指定されているか(例:OCN、So-net、ヤフーBBなど)
選択できる回線会社とサービス名ごとのおすすめプロバイダー
キャリアコラボレーションがおすすめ
光回線の業者選びと同じほど重要な要素があります。それは自分の使用している携帯キャリアとの関係です。下記で携帯キャリアごとのお得なプランを紹介します。
【回線会社KDDI ―auひかり】
携帯がauであればauひかり「お得プランA」がお勧めです。固定電話+ネット+プロバイダー=4,300円~4,800円(税抜き)とたいへんお得です。スマートバリュー対象で一回線あたり最大2,000円割引になります。つまり家族にauユーザーがたくさんいる程お得になります(最大10回線まで適用)
プロバイダーも4つの中から選択可能です。中でも【Sonet】を推奨します。年間通してキャッシュバック率が高く現在も最大50,000円のキャンペーンをやっている。今なら他社解約金最大50,000円までサポートまでついてきます。また携帯セット割プランを幅広く持っているのでプラン変更時も融通が利きます。
さらに【BIGLOBE】もお勧めです。月額3,980円(税抜き)で標準工事も無料、WiFiルーター1年無料や25,000円キャッシュバック特典も魅力的です。
【回線会社SoftBank ―SoftBank光】
携帯がSoftBankであれば【SoftBank光】に決まりです。ネット+プロバイダー=3,800円(税抜き)です。さらに「おうち割」でスマホ代が毎月1,000円割引になります。プロバイダーは【ヤフーBB】固定になります。他社乗り換えの場合、工事費無料で24,000円キャッシュバックもついてくる。
【回線会社docomo ―ドコモ光】
携帯がdocomoであればドコモ光をお勧めします。「ドコモ光パック」でスマホ代が使用する容量に応じて割引されます。プロバイダー込みのネットプランが2つあり「タイプA」が=4,000円(税抜き)で「タイプB」が4,200円(税抜き)です。AとBの違いは選べるプロバイダーの違いです。タイプAのほうでは前述でもお勧めしたSonetが選択できます。
値段の高いタイプBプランでは有名なプロバイダーでOCN、TNC,AsahiNetが選べます。OCNは1996年ごろから存在する老舗プロバイダーで信頼のおけるサービスが売りです。しかし会員数800万を超えてから夜間を中心に「通信規制―通称ISP規制」がかかり速度が遅いとの口コミもたくさんみられている。実際にわたしもOCNを使用していた時に夜間20時~22時に約10Mbpsほどの速度低下をアプリで計測したことがあります。
さらにdocomoユーザー限定の【GMOとくとくBBドコモ光】もお勧めです。プロバイダー込みで4,000円で15,000円キャッシュバック、無線ルーター無料提供です。さらに期間によってはドコモポイントが最大20,000ポイントやパケット割引適用があります。
キャリアコラボできない場合の最安プロバイダ
au、docomo、SoftBankそれぞれのキャリアコラボが活かせない場合はどのプロバイダーが安いのでしょうか。上位に輝いた5つのプロバイダーをご紹介します。
※2018年現在の段階です。価格は全て税抜きです。
プロバイダー | 特典 | 割引前の月額 | 初期費用 | 2年使用の合計 |
BB.excite | 6ヶ月間200円割引 | 500円 | 無料 | 10,800円 |
とくとくBB | 2年間最大270円割引 | 760円 | 無料 | 11,270円 |
楽天 | 2年間最大600円 | 1,100円 | 無料 | 12,000円 |
インターリンク | 2か月無料 | 1,000円 | 無料 | 22,000円 |
とくとくBB(+OP) | v6アプリ、無線ルーター付き | 991円 | 無料 | 22,793円 |
最安値はなんといっても「BB.excite」でしょう。割引前で月額500と驚異的な安さですが、半年間さらに200円割引の特典を考慮するとトップクラスの安さになります。
しかし安さと引き換えにデメリットも当然あります。BB.exciteは500円プランですと他のプロバイダーに速度で大きく見劣りします。その理由は「IPv6 IPoE」というオプションが初めからついていません。標準の「IPv4」は現在IPアドレスを使い尽くしてしまいパンク状態となっています。そこで新たに「IPv6 IPoE」という速度向上を助ける接続方法が必須になっています。実際にわたしもマンションで同じ回線方式で実測しましたが20~30Mbps速度が向上しました。
BB.exciteでは同等の接続方法として「MEC光」というものがあります。しかしこちらのプランを選ぶと+140円高くなります。それでも格安に変わりはありませんが、この点に気づかないと500円のプランでほとんど速度が出ないので他の高額なプロバイダーに乗り換えてしまいます。
さらにとくとくBBが2位と5位を占めています。この違いは速度重視で無線ルーターも必須という方には5位のとくとくBBオプション付きをお勧めします。v6アプリは速度を安定させて提供するのを助ける優れた接続方式です。アマゾンプライムやHuluなどで頻繁に映画を視聴される方にはこちらをお勧めします。
光回線が導入済みのマンションに住むのもあり
様々なネットプランやプロバイダーについても記載しましたが、やはり光回線が既に導入されたマンションやアパートを「事前に確認して選んで」住むのが良いと結論します。いくら格安プロバイダーで値段をさげても光回線開通時のキャンペーンやキャリアコラボから得られる特典には敵いません。例えば入会時に現金3万円のキャッシュバックがあったとします。だいたいそういったキャンペーンには2年(24か月)縛りなどの条件があります。では3万円を24で割ってみてください。1,250円ですね。つまり比較する格安プランが1,250円より月額料金が安くなければ損しています。
ネットや量販店でどちらのプランがお得か考えるときに常に念頭において置くと為になります。「キャンペーン÷最低利用期間(月単位)」と「キャンペーンなしの月額料金×最低利用期間(月単位)」を比較する癖を身につけましょう。
アパート・マンションの光回線の工事についての知識
アパート・マンションの工事料金はどれくらい?
現在NTT側の工事料金は必ず支払うようにサービスが改定されました。しかしキャリアコラボレーションを適用することで割引になります。まずいくつかの例を下の表で確認してみましょう。
フレッツ光 マンション | 東日本 | 西日本 |
マンション(屋内工事あり) | 15,000円 | 1,5000円 |
マンション(屋内工事なし) | 7,600円 | 1,5000円 |
※現在のNTT公式ページの税抜き価格です。期間により変更される場合があります。
東日本に関しては屋内工事があるかないかで倍以上の値段差が出ます。キャリアコラボレーション適用であれば工事費用と同額またはそれ以上の割引やキャッシュバックで相殺できます。
OCN光 | 派遣工事 | 無派遣工事 |
戸建て 新規工事 | 7,600円 | 2,000円 |
集合住宅 新規工事 | 7,600円 | 2,000円 |
屋内配線を新設する場合 | ※屋内配線が必要になる場合15,000円~18,000円がかかります |
※上記は税別価格
前述の移転費用でも扱いましたがOCN光では新規工事費用と移転費用が同じ値段になっています。無派遣工事ができるかどうかも事前に回線業者に確認することもできます(建物によってはわからない場合もあります)
またコラボレーション適用時は工事費用が下記のように変わります
SoftBank光 | 24,000円 | 24,000円還元キャンペーン |
docomo光 | 18,000円 | 年数回、工事費無料(不定期)
最大15,000円キャッシュバック |
au光 | 30,000円 | 30,000円(1,250円×24か月割) |
※現在の公式カタログの税抜き価格です。期間により変更される場合があります。
加えてauひかりの場合、初期費用はされますが新規登録料が3,000円かかります。docomo光やSoftBank光の場合であっても契約事務手数料と名称は変わりますが3,000円かかります。
工事する前にオーナーの許可が必要
なんらかのマンションタイプが既に導入されている場合には許可は要りません。しかし「導入がなく個人としてファミリータイプを引く場合」は必ず許可が要ります。許可にも次のような段階があることを覚えておきましょう。
・外から配線を「穴をあけずに」引きこめる+ビスを使用して「配線固定しない」
ほぼ間違いなく許可がおります。安心してください
・外から配線を「穴をあけずに」引きこめる+ビスを使用して「配線固定する」
これは配線を引きこむ場所や部屋の配置によりますが、ビスなどをクロスなど に打ち付ける場合は傷をつけることになるので許可が必ず要ります。オーナー
によってはNGを出す場合も少なからずあります。
・外から配線を「穴をあけて」引きこむ。
ほとんどの場合NGです。どれだけ穴は小さくあけると伝えても「自分の 所有する大事な建物に穴が」という嫌なイメージがOKを出しづらくします。
工事内容は?
マンションタイプは戸建てと比べて工事が比較的スムーズに終わります。すでにマンションタイプが導入済みの建物であれば各部屋まで回線は来ていますので業者は持参した機器に回線を繋ぎプロバイダーの設定をして帰ります。しかしセキュリティ設定やパソコン、携帯の設定を業者に頼んでいる場合は追加で時間がかかります。中には作業に慣れていない業者もいるので1時間以上かかる場合もあります。さらに時間に関して注意が必要なのは「無線ルーターの設定」を業者に依頼している場合です。無線ルーターは業者泣かせの一つの作業です。何度か自分で設定したことのある方なら一度はあると思いますが、説明書通りにやってもネットが繋がらないときがあるのです。パソコンとルーターや回線の相性もあるので予想以上の時間がかかる場合があります。覚えておきましょう。
まとめ
今回はおもにマンションタイプの値段や速度について記載しました。また値段が安い場合の品質の低下や受けられないサービスについても触れました。色々なことを好きなように説明し記載しましたがわたしが本当に伝えたいことは多くありません。それは「自分で納得したプランを自分で見つけて選ぶ」ことです。サービスや値段また工事についてすべて納得したお客様の多くは心から感謝してくださいます。契約後に安いプランやキャンペーンを発見したとしても怒りません。むしろ丁寧な説明というサービスを一番喜んでくださいます。ですからこれからもネットを題材にした記事を書くにあたり常にネット世界に初めて触れる読者に寄り添った説明を忘れずにいたいと思います。この記事があなたの最適解となり「自分にあった最高のプラン」に巡り合える助けになることを心から願っています。