プロバイダさえ契約すれば、さまざまな場所でインターネットが楽しめます。ですが、ネットをあまりしない人や毎月の通信料を安く抑えたい人には、インターネットのプロバイダ料金は負担になりがちです。
「プロバイダを契約せずにWi-Fiだけを契約したいけど・・・そんな上手い話ってあるの?」
今回の記事では自粛モードによる娯楽・仕事は大きく変化に重要な
- プロバイダとは何なのか?
- プロバイダを使わずにインターネットする方法とは?
- 毎月の通信料を安くする方法とは?
などプロバイダなし、Wi-Fiだけで契約する方法や通信費を安くする方法を徹底解説します。
また2020年3月にはNetflixの会員が1500万人増加するような生活環境の変化を考え
工事をしてプロバイダありで光回線を引いた方がよいかどうかも後半で徹底的に論じています。
インターネットをはじめて引く、これまでよく考えずに引いていた人でも分かりやすいようにインターネット、Wi-Fiの仕組みやプロバイダの必要性わかる内容なので
この記事を読めば、あなたの疑問はさっぱり解決できます!
これまで目の敵にしていたプロバイダともすぐに仲良くなれますよ♪
プロバイダって高くない?なぜプロバイダが必要なのか
インターネットを契約する時に必ず絡んでくるプロバイダ。
でも契約によってはプロバイダの話が出ない場合もあるので、
もしかしたら無駄な通信費を搾取されているんじゃないの?と疑いの気持ちを持っている人もいるかもしれません。
プロバイダの意味を正確に理解している人って意外と少ないかもしれません。
プロバイダとはインターネットに契約するために必要な業者のことです。
当たり前だと思われる場合かもしれませんが
インターネットとは世界中のネットワークに接続するためのものです。
分かりにくいかもしれませんが、
例えば、物理的な回線を提供する回線事業者と契約しているだけでもケーブルが繋がっていれば通信は可能です。
その代わり、「プロバイダ」を契約がないと、GoogleやYahoo、YouTubeなどネットを楽しむことはいっさいできません。
あなたはプロバイダ契約を通じて、そのプロバイダのネットワークを通してインターネットを利用することができる。
プロバイダ料金とはいわばサービス料のようなものだと考えてください。
これが物理的な"回線"の契約と"インターネット契約"の違いです。
そのため、ネットに契約したいと思ったらプロバイダ契約は本来必須なのです。
SPモードという名目で300円程度のオプションとしてプロバイダ料金を支払っているからです。
では結局、毎月高いプロバイダの契約料金を払わないとインターネットはできないのでしょうか?
実は接続の方法によってはプロバイダに契約しなくてもインターネットを使える方法があります。
具体的は1つ下の見出しで解説しますので、まず「プロバイダあり」のパターンをみていきましょう。
有線・無線でネットをするならプロバイダ契約は必須
プロバイダ契約をなくしてWi-Fiだけを契約したいと思うかもしれませんが、しっかりとネットを使うならプロバイダを契約した方がいいです。プロバイダと契約してインターネットを接続する方法は、「無線電波を使うモバイルルーターの回線」と「有線で通信する固定回線」に大きく分かれます。
- 有線=固定回線→月4000円くらい
- 無線=モバイルルーター→月3500円くらい
プロバイダあり1:固定回線のプロバイダ
固定回線とは、有線ケーブルのインターネットです。
サービスには光回線をはじめ、電話回線、JCOM(ケーブルテレビ回線)、ADSLなどがあります。
2020年現在は圧倒的に光回線が主流となっています。
固定回線のプロバイダは、回線サービスごとに違いがあり、すべてのプロバイダは回線業者から回線の一部をレンタルしてインターネットサービスを提供しています。光回線、低速で安価なJ:COM回線、終了が決定しているADSL回線などの種類があります。
現在主流はあなたもご存知の光回線です。なかでも、NTT東日本・西日本(フレッツ光)、auひかり、NURO光とさらに分かれていて、各回線ごとに決まったプロバイダが通信を管理しています。
光回線のプロバイダの例としては
GMOとくとくBB(docomoスマホと同時契約で割引)
Yahoo!BB(Softbankスマホと同時契約で割引)
などがあります。
固定回線の通信速度や安定性は、プロバイダがレンタルしている回線容量の大きさによって品質が変わるため、光回線のほとんどのプロバイダは下で解説するモバイルルーターよりも高速で通信できます。
プロバイダあり2:モバイルルーターのプロバイダ
モバイルルーターとは、無線電波(LTE、WiMAX)を使ってネット通信するための無線端末です。
モバイルルーターには無線通信なので物理的な回線は必要ありませんが、プロバイダ契約は必要です。
モバイルルーターにもソフトバンク系のPocket WiFiやUQコミュニケーションズ系のWiMAXなどいくつか種類があります。
通信速度や安定性が高いプロバイダほど月額料金は高額になっています。唯一WiMAXだけは、どのプロバイダでも同じ通信品質なのに月額料金がプロバイダによって違うのが特徴です。
WiMAXのプロバイダの例としては
Broad WiMAX
JP WiMAX
などが有名です。
モバイルルーターの現在の主流はWiMAXです。
モバイルルーターと固定回線の一番大きな違いは「工事のありなし」です。
光回線などの工事には2週間から長くて1か月ほどかかります。
ネットを使いたいと思ってからすぐに導入できないことや、工事の立ち会い工事費用で1万円くらい請求されるのが大変かもしれません。
その点、モバイルルーターは工事費用なし、申込みから3日程度で端末が届けばすぐに使えます。
Wi-Fiの契約方法はこの2つが主流。
プロバイダありになりますが、普通にネットを使いたいなら上記どちらかを選べばOKです。
ただし、超重要なポイントをお話できていないので、必ず最後まで読んでから契約してください。
それではいったん、ここからはこの記事の趣旨である
プロバイダ契約なしでネットを使用する方法を解説します。
プロバイダ契約なしでもネットを使える方法はある
光回線やモバイルルーターなどのネット回線専用プロバイダと契約しなくてもWi-Fiを利用してインターネットは出来ます。どのような方法でプロバイダと契約せずにインターネットするのか、4つの方法を紹介していきます。
基本的には、通信量に制限があるものやその場しのぎの方法になります。
①携帯のテザリング:携帯料金に含まれる
テザリングとは、スマホのデータ通信機能を使ってノートパソコンなどの機器をネットに接続する方法です。
利用するのはスマホの回線ですので、インターネット専用のプロバイダを新規で契約しなくてもネットが使えます。
パケット定額に入っている人は、テザリングでパケットを使いすぎても月末の通信制限にかかるだけ。
使いすぎて高額な料金を請求される心配もありません。
契約中のスマホキャリアでテザリング対応機種か調べる必要がありますが、ほとんどのスマホにはテザリング機能があります。
キャリアによって若干、差がありますが、パケット定額の相場は以下のようになっています。
5GB→5,000円くらい
7GB→6,000円くらい
50GB→7,000円くらい※大容量プラン
現在契約中のスマホ・携帯のプラン変更は、Web上からいつでも無料で変更できます。プラン変更は申請をおこなった翌月から適用され、新たなプランの月額料金は翌々月の請求書で確認可能です。スマホや携帯のプランを変更するには、各スマホキャリアの公式ページから会員専用ページに移動して変更を行います。
au = 「My au」→「申し込む/変更する」→「料金プラン」
docomo = 料金プラン変更 お手続きへ
Softbank = 「My SoftBank」→「契約内容を確認・変更する」
モバイルWi-Fiルーターを契約して、スマホのデータ通信プランを変更する場合などは忘れずに申請を行いましょう。
月20GBの大容量プランをスマホで契約すれば、テザリングだけで1ヶ月のネット通信すべてを管理することが可能な人もいるかもしれません。
ただし、動画視聴を毎日する人やネット通信が趣味のような人は、20GBでも通信量が足りなくなる場合もあります。ですが、そうではないあまりネットしない人なら、テザリングで十分なことも多いです。テザリングで通信した料金はスマホ・携帯料金としてキャリアの請求に合算されます。
②物件に備え付けのWi-Fi:無料
Wi-Fi備え付けの物件に住む方法です。新生活や引っ越しの時には使えます。
賃貸マンションやアパートなどには、無料のサービスとして備え付けのインターネット回線(固定回線)が利用できる物件があります。利用者は不動産物件を契約さえすれば、個別にプロバイダと契約しなくてもネットが楽しめます。
ネットの契約は、賃貸マンションやアパートを管理している大家さんや業者が一括で契約していて、借主を勧誘するためのサービスとしてネット回線が無料で提供されています。
結局は住んでいる物件しだいになるので実践が現実的ではない場合も多いでしょう。
契約している回線は建物全体で1GBプランを利用していたり、場所によっては通信速度が安定しなかったり非常に低速なこともあるので、入居前に光回線かどうか聞いてみてもいいかもしれません。
また、固定回線ですので、外で通信するには他の方法が必要になります。
③公衆の無線LAN・会社のWi-Fi:無料
無料Wi-Fiスポットを利用する方法です。
会社や大学に備え付けのWi-Fiが充実している人は、それを利用して、自分ではWi-Fi契約しないという戦略も可能です。
また、Wi-Fiが無料で使える「無料Wi-Fiスポット」では、現地で登録さえすればだれでも無料でネット通信できます。
無料Wi-Fiスポットの例
地方自治体
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどのコンビニ
一部のカフェ
個人でモバイルルーターを契約していない人でも、無料Wi-Fiスポットを使えば外でネット通信することは可能です。ですが、無料で提供されているWi-Fiスポットの通信は、高度な暗号化が施されていない通信をしている場合もあり、暗証番号などが漏洩する危険性が高くなります。
個人契約の通信回線は高度に暗号化されており、回線に接続するパスワードも個別に設定されています。ですので、クレジットカード情報や自宅の住所などプライベートな情報は、無料Wi-Fiスポットでは入力しないほうが懸命です。
勤めている会社でも、会社が契約しているネット回線のパスワードさえ分かれば誰でもネット接続は可能です。ですが、会社の回線も同じように不特定多数が利用する回線ですので、大事な情報は個人契約の回線を利用したほうが漏洩の危険性は少ないといえます。
通いすぎてコーヒー代の合計がプロバイダ料金を超えないように注意してくださいね。
④モバイルルーターのレンタル:レンタル料金がかかる
WiMAXやその他のモバイルルーターにはレンタルサービスが存在しています。レンタルだけであればプロバイダ契約は不要です。もし短期旅行や引越し後に本格的にネットを契約するまでの一時的な契約であればレンタルサービスの利用でお得になります。
基本的に料金は日割りで発生、半年よりも短い利用であればレンタルの方がお得になることがほとんどです。
プロバイダなしでWi-Fiを利用する方法まとめ
インターネットを使用する代表的な方法とプロバイダ契約の必要性についてまとめます。
モバイルWi-Fiルーター→必要
テザリング→不要
公衆Wi-Fi→不要
レンタル→不要
このようにプロバイダ不要でWi-Fiを利用する方法はあるものの、本格的な利用はできないのが現状です。なので、インターネットを導入したいと思ったらどうしたら良いのでしょうか?
うまい対処法があるので次でご紹介していきます。
プロバイダありでもスマホとセットで通信料を減らす戦略
ここまでプロバイダを契約した方がいい場合のコスパ戦略やプロバイダを契約せずにWi-Fiだけを使う方法を解説してきました。
インターネット契約にはプロバイダがほぼ必須になるので
プロバイダ契約ありでも月額料金を最安値にする戦略を考えるべきということがわかります。
家庭の状況や仕事の状況によってはプロバイダ料金が高額になる場合があるので、できるだけ無駄のない契約を考えなければいけません。例えば、家庭が広すぎる場合や自宅用と営業用で2サービス契約している場合はプロバイダ料金が高額になりますよね?
ここからは携帯、固定回線、モバイルルーターなどを総合的に考えて、セット契約で安くする戦略紹介します。
これを知っておけばプロバイダ契約を踏まえた上でコスパを最適化できるはずです。
1.スマホを5GBか20GBにしてテザリングだけで生活
スマホのデータ通信は、1GBから20GBといった大容量プランまでさまざまなものが契約できます。
スマホのテザリングはモバイルWi-Fiと比較して通信速度が遅くなってしまい、テザリング中のスマホの発熱やバッテリー消費が激しくなりますが、通常のホームページ観覧や短時間の接続であれば問題なく利用は可能です。
スマホで主にネットする人やそもそもネット自体あまりしない人は、スマホのテザリングだけで通信するほうが使いやすかったり、通信料が多少安くなりますので詳しく解説します。インターネットを契約しないという手法です。
大手キャリアの5GB・20GBのパケットプラン比較
スマホの料金は
「通話料(1,700円or2,700円)+パケット料金 +インターネット接続基本料(spモード300円)」
という形になっており、パケットプランにより月額料金が変動します。
5GB・20GBの月額料金は上記の表の通りです。
スマホのパケット料金は1GBプランから契約できますが、テザリングを利用してネット通信するなら、5GBやそれ以上の20GB大容量プランなどを契約しなければ、いくらネットを使わないといってもまともな通信は出来ません。
月額料金はすべてのキャリアで大きな差はありませんが、上記の金額から割引される内容がキャリアごとに違っていますのでキャリアごとに見ていきましょう。
このようにケータイ料金が7,000円、8,000円くらいかかりますが、インターネットを使用しないで生活する方法もあります。
ただし、スマホのパケット料金は高いですから、以下の方法がおすすめです。
2.モバイルWi-Fiルーターだけ契約して携帯を1GB以下にする
あまりインターネットをしない人であっても、モバイルWi-Fiルーターのプロバイダと契約します。
スマホ1GBとモバイルルーターの契約で通信費全体を安く抑える方法です。
スマホ1GBは通話用。モバイルルーターはスマホのWi-Fiにも使えます。
今回の記事はプロバイダと契約せずにWi-Fiを使う方法を紹介していますので、少し趣旨からは外れますが、通信料を減らすための戦略として正しいのはこちらの方法です。(※ただし、すべての人におすすめとはいい切れません。理由は最後に解説します)
割り引き額が高いWiMAXを例に、モバイルWi-Fiルーターとスマホ1GBの同時契約をシミュレーションしてみましょう。
最安パケットプランとWiMAXの同時契約
以下にシミュレーションの詳細をまとめました。
シミュレーションするとわかりますが、通信費全体で5,000円~6,000円強くらいに抑えられるのは魅力的です。
また、最近流行りの格安SIMはパケットが少ないのでインターネットとセットは考えられませんでしたが
モバイルルーターとセット契約であれば格安SIMのメリットが生きてきます。
格安SIMは端末は自分で用意して、SIMカードだけを契約するタイプのサービスです。
現在利用している端末とSIM会社の系統が決まっています。知らなかった人は乗り換えるだけでスマホ料金が安くできますよ。
月1,980円~→UQモバイル(公式サイトへ)
月1,980円~→Ymobile(公式サイトへ)
・キャリア別おすすめ格安SIM
月440円~・docomo系→DMMモバイル(公式サイトへ)
月700円~・au系→mineo(公式サイトへ)
月500円~・SoftBank系→NUROモバイル(公式サイトへ)
同時契約のモバイルルーターはどこがお得?
上でも紹介したモバイルルーターに関して、契約する場合はどこがおすすめなのか見ていきましょう。
モバイルルーター(モバイルWi-Fi)は、サービスを提供している会社とスマホキャリアが同じ系列の場合、同時契約すると割引があります。
ドコモモバイルWi-Fi = ドコモスマホを使っている場合1900円+パケット料で利用可能
ソフトバンクモバイルWi-Fi = モバイルWi-Fiの月額料金1,000円割引(Pocket WiFiセット割)
(割引を適用したあとのスマホキャリア別最安価格は上記シミュレーション表に掲載の通りです)
1つずつ特長を見ていきましょう。
WiMAX(au)
auはWiMAXと同じKDDIグループであり、WiMAXを契約する際にauのスマホを使っているとさらに割引があります。現在、モバイルルーターで最も主流なサービスです。
WiMAXは日本のモバイルルーターサービスの先駆け的な存在。auの子会社であるUQコミュニケーションズが"モバイルルーター専用の独自回線"を設けているため、コスト、パフォーマンスともに圧倒的に優れているのです。
モバイルWi-Fiの契約は、月のデータ通信量が無制限で使えるWiMAXが非常に優れており、月額料金の面でも上記のシミュレーション表のとおりWiMAX(au)がダントツで安いです。
仮に、ドコモのスマホでテザリングのみを使いネット通信するなら、15年間使い続ければ月額4,700円になります。ですが、はじめの月額料金は5,500円です。はじめから安い方法ではありません。WiMAX+auのスマホなら、最初の1年間が4,939円、以降5,939円で使えますので、インターネットをあまり使わない人でも、テザリングよりお得な契約方法といえます。
docomo
ドコモはモバイルWi-Fiの月額料金が安いキャリアではありません。スマホと同時利用しても特別な割引は無く、スマホに1,900円プラスするとモバイルWi-Fi端末が使えるという契約になっています。
auはWiMAX、ソフトバンクはワイモバイルなど、モバイルWi-Fiに特化した子会社を持っている他キャリアに対し、ドコモは自社でモバイルWi-Fiサービスを管理しているのが高額な料金の原因です。
ドコモのモバイルWi-Fiを契約しても、データ通信量がスマホと合算されるプランしか利用できませんので、モバイルWi-Fiを持つ意味は非常に少ないといえます。(通信できる端末が2台になるだけ)
ドコモ回線のスマホを利用するなら、少量のデータ通信をテザリングでするのが月額料金を安くする方法です。
SoftBank
ソフトバンクはテザリング・モバイルWi-Fi併用共に、インターネットをあまりしない人であってもお得な契約とはいえない内容になっています。
ソフトバンクのスマホで一番安いプランを契約して、モバイルWi-Fiの7GBプランを追加した時の月額料金は6,176円です。
ソフトバンクでは、スマホとモバイルWi-Fiを同時契約するとモバイルWi-Fiの月額料金から1,000円割引される、「Pocket WiFiセット割」が利用できます。
ですが、子会社のワイモバイルには割引が適用されず、割引を受けるならソフトバンクで契約する必要がありますので注意しましょう。さらに、ソフトバンクのモバイルWi-Fiプランは、月のデータ通信量上限が7GBのプランのみになっています。
おすすめモバイルWi-Fiルーター
モバイルWi-FiルーターのおすすめはWiMAXです。
docomoのモバイルWi-Fi(実質月額6,900円~)
SoftbankのモバイルWi-Fi(実質月額3,696円)
があり、なかでもWiMAXはデータ通信量が無制限で月額料金も他回線より安いです。
WiMAXはプロバイダによって月額料金に差がありますが、現在の最安プロバイダは「Broad WiMAX」がおすすめです。
最安値プロバイダにはGMOとくとくBBがあるのですが、
キャッシュバックの受け取りが半年後などの引っ掛け(見せかけのキャッシュバック)があるので
WiMAXを契約するならBroad WiMAXを選んでおけば間違いありません。
通信料を減らすための戦略をまとめると、
スマホ最安プランとモバイルWi-Fiを同時契約 = au+WiMAX
上記の方法がインターネットをあまり使わない人であっても通信料が減らせる戦略です。
2つの価格差は
テザリング(5GB) = 月額 5,500円 (4年ごと200円ずつ最大800円まで割引額増加)
スマホ+WiMAX(無制限) = 月額 4,939円(1年間)以降 5,897円
となっていますので、プロバイダ契約できない理由がない限りはWiMAXを利用する方法がすべてのかたにおすすめの戦略になります。
ネット込みで月5,000円くらいであれば許容範囲でしょうか。
ただし、ここまではあくまでモバイルルーターを契約する人向けの戦略です。
本記事は「プロバイダなしでWi-Fiを契約する」という趣旨。
インターネット契約全体を考えるのであれば、重要なことを説明できていません。
重要なこととは何かというと「固定回線」の契約の扱いです。
インターネットを契約するなら固定回線を引いた方がよい
ここまで幾つかWi-Fiの契約方法をご紹介してきました。モバイルルーターはプロバイダ契約が必要ですが、営業で外回りが多い人、カフェなどで仕事をするノマドワーカーはしっかりと契約した方がよいでしょう。WiMAXであればモバイルルーターは珍しく速度制限がないのに、月額3,000円~4,000円程度とコスパが非常によいとお話してきました。
しかし、筆者が個人的に思うこととしては、別の回答をおすすめします。
自宅に光回線を引きましょう
これが当記事の結論であり、WiMAXやテザリングなど様々なWi-Fiサービスを利用してきた筆者の行き着いた答えです。
「自宅で安定したネットができる」これを越える満足感はありません。
実測値や理論値など速度に関する細かい用語があるのですが、結論。光回線が一番です。
WiMAXは優秀なモバイルルーターですが、結局は無線Wi-Fiですから光回線の快適さには絶対に勝てません。
(かろうじてWiMAXをおすすめするのはマンションの高層階で光回線が引けない場合などです)
現在は、光回線を引いておけば一番高速で安定したインターネットが導入できます。
株・FXなどのトレーダー、オンラインゲーマーをはじめインターネットのヘビーユーザーはプロバイダ契約をしても自宅に必ず光回線を導入するようにしましょう。
PS4、スプラトゥーン2、ニンテンドースイッチなどオンラインゲームではあっという間に1GBをパケットを消費します。
ここまではよく言われていることなのですが、それに加えて、私はライトユーザーでも固定回線を引いた方が良いと思っています。
理由は快適だからです。YouTubeやニコニコ動画、音楽ダウンロードなどサクサク進みます。
アニメやドラマを観る人も多いと思いますので、これから契約するなら光回線を引いた方が良いです。光回線は月額4,000円~5,000円くらいです。
固定回線のデメリットは?
固定回線には以下のデメリットを感じる人もいると思います。
- 工事が必要
- 自宅以外で使えない
工事はしましょう。いっときのガマンです。
焦って工事せず、騙し騙しWi-Fiを使っていても、結局は光回線に落ち着くだけです。
余裕をもって計画的に動きましょう。
また、自宅以外ではスマホのテザリングを使えば済みます。
自宅では光回線をWi-Fi代わりにすることでスマホのパケットは消費しないので格安SIMや1GBプランの選択も可能です。
光コラボがおすすめ
上で少し触れましたが、光回線は、有線のインターネットなので物理的な回線とプロバイダは別契約になります。
しかし、最近ではスマホキャリアがプロバイダとなって光回線サービスを提供する光コラボがはじまりました。
au,SoftBank,docomoなどの携帯キャリアに合わせてauひかり,SoftBank光,docomo光などを選択することでスマホとのセット割が可能になっています。光コラボは月に4,000円、5,000円程度で導入可能なのでプロバイダありの契約でも安いです。
詳しい料金は下で比較しますが、基本的にインターネットサービスはdocomo光、auひかり、Softbank光といった光コラボのような新しいサービスに契約する戦略を取ります。
プロバイダ側は料金面にメリットを作らないと新規の契約者が獲得できませんから、新サービスの料金を下げます。
逆説的ですが、新しいサービスの光コラボは料金が安いと言えるのです。細かいプロバイダ比較はしなくてもよいのです。
今ネットを引いている人でも、現在のプロバイダより安くなるなら乗り換えも良いでしょう。
【超重要】マンションで引ける光回線は決まっている
光コラボで超重要なことはマンション(集合住宅)ごとに引かれている回線が決まっているということです。
KDDI回線→auひかり
集合住宅に住んでいる人は、お手持ちのスマホの種類ではなく上の表に該当する光コラボにしか契約できません。集合住宅ごとにNTT回線とKDDI回線どちらかが引かれているはずなので、不動産会社や大家さんに確認が必要です。
なので携帯はdocomoだけど、ネットはauひかりのようにキャリアをまたぐこともありますが
光回線の安定性や速度を考えると快適ですし、光コラボは月額が安い方です。
また、マンション・アパートにお住まいの方は申込み前にオーナーの許可が必要です。
マンションやアパートは大家さんの所有物なので、勝手に契約はできません。
(普通は管理者側もインターネットの工事を想定しているので普通は拒否されることはないでしょう)
事前に確認してください。
この工程をすっ飛ばすと、せっかく申し込んでもすべてが無駄になる場合があるので注意してくださいね。
このように自宅や仕事でガッツリとネットを使うならプロバイダ契約ははずせません・・・。
プロバイダ契約なしやキャンペーンで安くなるなど色々な名目がありますが、結局は同程度の月額料金がかかります。
そのため自粛中はプロバイダは契約する前提で、最も値段の安くなるプロバイダを選択するのが賢い選択と言えます。
固定回線を安く引くための料金比較【光の類似回線に注意】
モバイルWi-Fiルーターには必ず何かしらの速度制限があり、一番制限がゆるいWiMAXでも、3日で10GB以上通信すると翌日の18~26時まで最大通信速度が1Mbpsに制限されます。ですので、自宅や事務所などでインターネットすることが多い人は、モバイルWi-Fiルーターよりも固定回線のほうが向いています。
固定回線は現在光回線が主流になっていますが、光回線以外にもADSL回線やJCOM回線などがありますので、どのような内容なのか解説していきます。
特にJCOMは勧誘が多く料金も安いので検討している人もいると思います。
しかし、特にJCOMに契約するとせっかく固定回線を契約するメリットがなくなってしまうので注意です。
ADSL回線は微妙・・・
電話回線を利用してネット通信するADSL回線では、月々定額で短期速度制限がない完全無制限のネット回線が契約できます。
ですが、契約できるプランの通信速度が光回線と比較して低速なものばかりになっており、最大大手のNTT東日本・西日本では2023年1月31日に終了が決定している回線です。
ADSL回線とは?光回線と何が違うの?
ADSL回線とは、電話回線を利用してネット通信を行うサービスのことで、光ファイバーケーブルを利用してネット通信している光回線と速度を比較すると
光回線 = 1G(1,000Mbps)、2G、5G、10G
など、大幅に通信速度が異なります。
ADSL回線の料金とデメリット
ADSL回線の月額料金は12Mbpsプランで
GMOとくとくBB 固定電話あり 月額 1,877円 なし 月額 3,129円
など大変安くなっています。
回線の月額料金は安くなりますが、通信速度は光回線の83分の1ほどになり、一度に行うデータ通信量が多くなっている現代では力不足といわざるを得ない回線です。
ADSL回線のデメリットは
- そもそも最大速度が通信速度が遅い
- 基地局からの距離によっても速度が遅くなる
- 時間帯によって大幅に速度が変わる
のようなデメリットがあります。
ADSL回線は最大通信速度が12Mpbsの契約ですので、家族で利用したり大容量データ通信をするには向いていない回線です。
さらに、ADSLを管理している基地局からの距離が2km以上離れた時点から大幅に通信速度が低下します。
光回線の場合は、基地局からの距離によって通信速度はほとんど変化しません。ですが、ADSL回線を契約するなら基地局からの距離は気にしなければいけません。人口密集地域に住んでいても、契約の前に基地局からの距離を調べる必要がある回線です。
その他、地域のADSL回線利用者数によっても通信速度は変化しますので、光回線が通っていないような場所でADSLを利用すると、周辺の利用者数が多すぎて満足に通信できない場合もある回線になっています。
最大大手のNTTが終了を決定している回線で、現在ではまだ使えますが今後ますます増えるデータ通信に対応できるだけの通信速度があるとはいえない回線です。
料金は安いですが、固定回線として契約できる条件(距離)や通信速度の面でおすすめできない内容となっています。設備自体も古いものを使っていますので、ケーブルの破損による通信障害なども光回線よりも多くなります。
JCOMは安いけど速度が遅い
ケーブルテレビのサービスを提供してるJCOMでは、札幌、仙台、関東(1都4県)、関西(2府2県)、西日本(3県)の一部地域で、独自の回線を使い最大通信速度1~320Mbpsのネット回線も契約できます。
その他、auひかり回線を利用した1Gプランも契約できるプロバイダとなっており、すべての回線で短期速度制限などがない無制限の通信が可能です。
JCOMって何?光回線なの?
JCOM回線とは、CSテレビなどの有料ケーブルテレビを提供しているJCOMが、独自で配線したケーブルテレビ用回線を使ってネット通信するサービスのことです。
光回線とは使っているケーブル自体が違い、JCOM回線は非常に通信速度が低速な特徴があります。契約できるプランは様々なものがありますが、どのプランでもADSL回線より通信速度が遅いという口コミが多数の回線です。
光回線とはまったくしくみが違います。
JCOMではauひかり回線を利用した1Gプランも提供していますが、光回線(auひかり)を契約する場合でもJCOMを選ぶ必要は特にありません。
JCOMの料金とデメリット
JCOM回線の料金は、契約する回線の最大通信速度によって変わります。
12Mコース 月額 3,980 円
120Mコース 月額 5,500 円
320Mコース 月額 6,000 円
月額料金は上記のようになっており、光回線と比較すれば1Mコースであれば安いといえる回線ですが、全体を通して通信の質と料金を比較すると魅力がある回線ではありません。
回線が遅い、繋がらないという口コミが多数の回線で、デメリットとしては
- 月額料金が高い
- 実際に使ったときの通信速度がADSLよりも遅いことがある
- 設備点検時に他サービスを営業される
上記のようなものがあり、わざわざ高額な月額料金を払ってADSL回線よりも低速な回線を契約する意味はありません。
契約した人の口コミのなかには、回線の点検依頼が頻繁に来て、点検を頼むと毎回JCOMの他サービスを営業してくる。という口コミが多く、契約するなら「点検商法」と呼ばれる方法に付き合う必要もあります。
月額料金も貧弱な回線以外は安くありませんので、固定回線としてJCOMはお勧めできない内容です。
固定を引くなら光回線がおすすめ
光回線以外の固定回線は、通信に使っている回線が古かったり脆弱だったりとすべての人におすすめできる内容ではありません。
ネットをあまりしない人であっても、固定回線を選ぶなら光回線が一番おすすめです。
光回線の最安プロバイダ
2018年9月 光回線とスマホを同時契約する月額料金比較 | ||||
回線名 | au
(auひかり) |
au
(フレッツ光) |
ドコモ光
(フレッツ光) |
ソフトバンク光(フレッツ光) |
プロバイダ | BIGLOBE | BIGLOBE | GMOとくとくBB | Yahoo!BB |
月額(戸建て) | 5500円
(3年平均) |
4,980円 | 5200円 | 5,200円 |
月額(マンション) | 4300円 | 3,980円 | 4000円 | 3,800円 |
工事費 | 実質0円 | 無料 | 無料 | 24,000円 |
事務手数料 | 3,000円 | |||
キャンペーン割引 | 55,000円 | 25,000円 | 25,000円 | 56,000円 |
スマホの月額料金
(5分無料+1GBプラン) |
2,480円 | 2,480円 | 3.400円 | 3,480円(1年)
以降 4,480円 |
スマホ同時割引 | 500円/月 | 500円/月 | 100円/月 | 1,000円/月 |
月額
(戸建て+スマホ) |
6,036円 | 6,349円 | 7,583円 | 7,472円(1年)
以降 8,472円 |
月額
(マンション+スマホ) |
4,835円 | 5,349円 | 6,283円 | 6,072円(1年)
以降 7,072円 |
光回線のプロバイダもさまざまな会社があり、開催されているキャンペーンによって一番安いプロバイダは日々変化しています。2018年9月の光回線を各スマホキャリアと同時契約する最安値は、上記の表のとおりになります。
光回線のフレッツ光には、すべてのスマホキャリアと同時契約することで割引があるプランが用意されていますが、auは独自回線のauひかりを使ったほうが月額料金は安いです。
ですが、auひかり回線は契約を解除する際に設置した回線を必ず撤去しなければいけません。上記の金額の他に、撤去費用が28,800円かかりますので解約する恐れがある人は注意しましょう。
各光回線は申し込み先によって同じ契約でも割引金額が変わります。上記キャンペーンの内容は下記リンクから確かめられますので、光回線を契約される際は参考にしてください。
au(フレッツ光)BIGLOBE光 正規代理店 NNコミュニケーションズ
まとめ
プロバイダなしでWi-Fiを使う方法や、お得なプロバイダについて紹介しました。
スマホのデータ通信を利用したり、他のサービスに付随するWi-Fiを使ったり、無料Wi-Fiスポットで通信すれば、専用のプロバイダを契約しなくてもインターネットは利用できます。
あまりネットしない人なら、プロバイダ契約しなくてもスマホのデータ通信だけで毎月インターネットはできるかも知れません。
ですが、スマホでネット通信すると通信量が膨大になり、月額料金が高額になってしまうこともあります。
現在のモバイルWi-Fiや光回線には、スマホのデータ通信を使うより便利で安いプロバイダがありますので、無理してスマホで通信するより簡単で安い方法についても詳しく解説しています。
とにかく安くインターネット環境を整えたいと考えている人に向けて記事を作成しましたので、参考にして満足するプロバイダと契約しましょう。