無線LANルーターのおすすめランキングTOP20!中継機の選び方は?

光回線を契約したけど、スマホやノートパソコンで無線を使って通信もしたいと考えている方に向けて、現在の無線LANルーター人気ランキングや無線LANを選ぶポイントを紹介します。

そもそもルーターがないと無線通信できないの?
なにを基準にルーターを選べばいいかわからない。
今すぐ無線LANルーターを購入したい

など、無線LANルーターの役割や仕様、自分に合った製品がこの記事を見ればわかりますので、無線LANルーターを探している方は是非ご一読ください。

無線LANルーターを購入するための基礎知識

無線LANルーターの人気ランキングを見る前に、まずはルーターの違いや一般的な価格など、ルーターの基本知識を解説します。

ルーターの役割や寿命を知ることで選択する製品が変わることもありますので、参考に目を通してみましょう。

有線LANルーターと無線LANルーターの違い

そもそもルーターとは、契約したひとつの回線で複数の通信機器を使えるように通信回線を分岐させる機械のことを言います。回線に複数のルート(道筋)をつけることからルーターと呼んでいるのです。

一般的に有線コードを利用して回線を分岐させる機器を有線LANルーターとよび、回線を分岐させる方法に電波を利用した無線アクセスポイントもついているものを無線LANルーターといいます。

光回線プロバイダからレンタルされるルーターの中などには、無線LAN機能がついていないルーターが含まれていることもありますので、ルーターがあるからといってすべての方が無線通信できるわけではないことに注意してください。

無線LANが利用できるルーターには、IEEE802.11a/b/g/n/acなどの利用する電波の通信規格が書かれていますので、間違って有線LANルーターを購入するようなことは少ないです。

逆に、無線LANルーターには、無線接続のほかに複数の有線LAN接続に使うためのポートが用意されています。

ルーターをほかの家電製品にたとえるなら、無線LANルーターはルーターの機能と無線アクセスポイントの両方が使えるテレビデオ。

有線LANルーターはテレビになり、テレビとビデオを別々に購入することも可能です。(有線LANルーターと無線LANルーターを組み合わせて使う)

ルーターの価格はどれくらい?

ルーターの価格は2,000円程度の安価なものから、数万円もする高価なものまで、機能によって大きく金額が分かれています。

例えば、1Rで一人で使う製品と4LDKを超えるような屋敷で複数人で利用するものでは大きく価格が変動します。

通信できる範囲のほかにも、ルーターが対応している通信規格や通信最大速度、利用できる付随機能などの性能で金額が変わることになりますが、役1万円程度の製品であれば一般的な機能を一通り揃えている傾向があります。

ルーターの寿命

ルーターの寿命には、機械の物理的な故障である機械の寿命と、利用している通信規格が古くなったことによる速度低下などの通信規格の寿命が存在します。

ルーター本体の機械的な寿命は、メーカーによって多少異なりますが大抵は4~6年程度となっています。ただし、耐久年数(利用に耐えられる年数)は10年程度に設定している場合が多いです。

何の故障も起こさずに利用するなら10年程度は機械的な寿命があります。

一方の通信規格は、2~5年程度で新しい規格が生まれ、古いもので通信したときに速度が出ずにストレスを感じるようになります。

また、新しい規格になる時には、同時に回線のセキュリティ機能も新しい規格に合わせて更新されるため、いつまでも古い規格で通信しているとセキュリティの脆弱性を突かれる危険性が高まります。

プライベートやビジネスで契約する回線では秘匿性が高い情報を入力する機会が増えますので、セキュリティ環境は常に新しいものにするのが最善です。

自分の大事な情報を守るという意味では、新たな規格が生まれてセキュリティ環境が変わったときにはルーターもあわせて買うほうが断然お勧めになります。

そういった意味では、ルーターの寿命としては2~5年と考慮するのがおすすめです。

無線LANルーターを選ぶ時のポイント

無線LANルーターは、基本的なルーターの知識以外にも製品ごとに細かく性能が異なります。

ここでは、無線LANルーターを選ぶ際に実際にどのような性能に注意を向けて製品を選択すればよいのか、ポイントごとに解説します。

通信規格「11ac」に対応しているのか?

無線LANルーターには、通信に利用する周波数や帯域で複数の通信規格が存在しています。

現在の通信規格を大きく分けると2.4GHzで通信する「IEEE802.11n/g/b」、5GHzで通信する「IEEE802.1111ac/n/a」の2種類があり、一般的な性能の無線LANルーターでは両方の通信規格に対応しているものが多くなっています。

ですが、上記の中でIEEE802.1111acは最近生まれた通信規格で、発売日が古いルーターでは対応していない製品もあることに注意してください。

また、あえて5GHz帯の通信規格を組み込まないことで価格を抑えた安価モデルのルーターも存在するため、無線LANルーターを購入するときにははじめに通信規格をチェックすることが重要です。

2.4Ghz帯の通信規格は障害物に強い性質があり、建物の奥まった場所でも電波を受信しやすくなる特徴があります。

一方、5GHzの通信規格は障害物に反射する性質がありますが、2.4GHzと比較して高速な通信が可能で電波が混戦しにくい特徴があります。

利用環境によって2つの周波数を使い分けることで電波状況を改善した通信が可能になるため、金額面で問題がないのであれば最新規格の11acを含めたすべての通信規格が利用できるものを選んだほうが断然おすすめといえます。

ちなみに、通信規格ごとに下記のように通信最大速度が異なり、最新の11acと1世代前の11nでは約6倍も最大通信速度が変わります。

・IEEE802.11a = 最大速度 54Mbps (1999年)
・IEEE802.11b = 最大速度 11Mbps (1999年)
・IEEE802.11g = 最大速度 54Mbps (2003年)
・IEEE802.11n = 最大速度 150Mbps (2009年)
・IEEE802.11b = 最大速度 866Mbps (2014年)

各機能の最大通信速度

上記の通信規格でも少し紹介しましたが、無線LANルーターには無線を使って通信したときの最大通信速度のほかに、有線LANケーブルを接続したときの最大通信速度も存在します。

有線接続の通信速度は接続するケーブルの種類で変わり、10Mbps/100Mbps/1000Mbpsという最大通信速度の種類で製品が異なっています。

一般的な価格の無線LANルーターであれば、1000Mbpsの通信ケーブルに対応していることが多く、有線接続でも高速通信が可能です。

ですが、無線LANルーターの中には、無線接続だけを高速化して有線接続は100Mbpsまでの安価モデルもあるため注意してください。

無線LAN通信の規格とともに、有線LAN接続の最大速度もルーターを選ぶ際にはチェックしましょう。

さらに、最新の通信規格11acには、ルーターと通信する端末がお互いに複数のアンテナを使って通信速度を向上させるMIMOという機能があります。

MIMO機能を利用するためには、対応したルーターと対応した通信機器を準備する必要がありますが、両方揃えた場合は最大通信速度が866Mbpsから1.7~6.9Gbps程度まで向上します。

向上する通信速度は、MIMO通信に利用するアンテナの本数によって変化し、2 × 2アンテナで1.7Gbps、8 × 8アンテナで6.9Gbpsという違いです。

通信範囲はどれくらい広いのか

無線LANルーターのパッケージや説明書などには、推奨の通信範囲が部屋の間取りなどによって表記してあります。

例えば、1R(ワンルーム)向けや2階建て(戸建て)・3LDK向け、3階建て・4LDK向けなど、ある程度の目安が推奨の間取りを見ればわかるといった具合です。

ただし、あくまで「目安」ですので、通信できる範囲は商品によって様々というのが実状です。

ルーターの電波は建物の壁や天井で電波を半減し、ルーターから離れた建物の奥まった場所になるほど通信電波が弱くなります。

無線LANルーターを選ぶ際には、利用する場所の間取りに余裕を持った機種を購入するほうが、隅々まで電波が届き後悔することがなくなるでしょう。

1Rで使う予定だけど3LDK用のルーターを購入する、2階建てだけど鉄筋コンクリートだから4LDK用を購入するなどケースによって選択する間取りに余裕を持って機種を選択しましょう。

また、無線LANルーターには、電波を送受信するアンテナが内臓されたものと、自分で向ける方向をカスタマイズできる外付けアンテナ型があります。

内臓アンテナ型の無線LANルーターは年々性能が向上しており、360度どの方向にいても記載されている通信範囲内であれば電波が届くようになってきており、製品の見た目もすっきりしたデザインです。

ただし、外付け型のアンテナは自分で向ける方向を操作できますので、利用する場所に電波が届きやすくなるように調整できるメリットがあります。

無線LANルーターの中には、内臓アンテナと外付けアンテナの両方を持っている機種もあり、4K動画視聴やオンラインゲームなど利用する通信の種類によって、アンテナを切り替える機能を持った高スペックのものもあります。

無線LAN接続を使って、どのような場所でどのような通信をするのかによってお勧めできるルーターが変わりますので、この部分をよく選んで無線LANルーターを選択するのが賢い方法です。

ビームフォーミングに対応しているのか?

ビームフォーミングとは、ビームフォーミング機能に対応している端末で無線通信をする際に、ルーターが通信機器のある場所を特定して指向性を持った電波をビームのように飛ばすことができる新機能です。

ビームフォーミングを利用するためには、ビームフォーミングに対応しているルーターと、対応している通信端末の2つを用意する必要があります。

条件を揃えてビームフォーミングで通信することによって、通信範囲が30~40%ほど拡大し、通信速度は約150%ほど向上します。

例えば、ルーターと違う階の離れた場所でスマホを使った通信をする際などに便利な機能です。

ビームフォーミングには、6シリーズ以降のiPhoneやXperia、Galaxy S7 edge、AQUOS、Nexus 、arrowsなどの一部Androidスマホが対応中です。

ビームフォーミング機能が搭載されているルーターをあらかじめ購入すれば、すでに機能に対応している通信機器やこれから発売されるスマホなどで高速通信が広範囲で利用できるようになります。

通常のビームフォーミングの他にも、iPhone 5sで同等の機能が利用できるビームフォーミングEXなど、この機能にはいくつかの種類があります。
無線LANルーターを購入する際には、実際に利用しているスマホなどの種類によってビームフォーミング対応機器を選んだほうが、通信の条件が良くなりますのでチェックしましょう。

独自機能や便利な機能に対応しているのか?

無線LANルーターは製品ごとに様々な機能があり、代表的な機能を解説すると

・ビームフォーミングEX = iPhone 5sなどの機種でもビームフォーミングが使える
・IPv6 = 混雑時のフレッツ光回線で通信速度が安定する(未対応でも利用可能な場合有り)
・MU-MIMO = 対応している一部通信端末間で複数台でも同時通信ができる
・バンドステアリング = 通信環境によって自動で2.4GHz・5GHzを切り替える機能
・メッシュ機能 = 複数台のルーターがお互いに通信して電波を隅々まで届ける機能
・ゲストSSID = 来客者用に情報を限定的に絞ったインターネットのみを提供する機能
・外付けアンテナ = アンテナの角度を調整して電波環境を最適化できる

など複数の機能が製品ごとに利用できます。

IPv6は、ルーター自体が対応していなくても契約先のプロバイダから対応しているホームゲートウェイをレンタルしている場合は利用できる機能です。

そもそもIPv6を利用して通信速度が安定するのは旧式のIPv4回線が混雑しているフレッツ光回線だけですので、ルーターを選ぶ際にそこまで気にする必要はありません。

MU-MIMOは、同時に通信している複数台の通信を一度に行うことで通信速度を上げる機能です。ですが、利用するためにはMU-MIMOに対応した通信端末でルーターと交信する必要があります。

現在は、非常に限られた製品しかMU-MIMOに対応していませんが、利用する場合はルーターも対応しているものを選択しましょう。

上記の機能以外に、無線LANルーター独自の性能として高性能なCPUを搭載して通信タイムラグをなくしたり、通信するデータによって利用するアンテナを変更する機能を持ったものなどが人気があります。

通信範囲や最大速度以外にも上記のような性能に注意を払って製品を選んだほうが、便利な無線LANルーターを選べます。

無線LANルーターの人気ランキングTOP20

実際の売上げランキングや情報サイトの各ランキング結果を元に、現在の無線LANルーター人気ランキング機種を20台紹介します。

各機種ごとに対応している通信範囲や利用人数が異なりますので、環境によって適切な製品をランキングの中から見つけ出してみましょう。

1位 バッファロー AirStation WSR-2533DHPL

バッファロー AirStation WSR-2533DHPL
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 8月 サイズ(mm) 36.5x160x160
現在価格 8,082円 重量 約400g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 18台・6人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 1733 Mbps MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 800 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4個 メッシュ機能 -
アンテナ 4 × 4 ゲストSSID -

 

一番人気のWSR-2533DHPLは、高速通信が可能な11ac規格に対応した4本のアンテナで、隅から隅まで電波が安定して届く特徴がある無線LANルーターです。

また、通常のビームフォーミングのほかにビームフォーミングEXという機能があり、ビームフォーミングが利用できない機種でも通信品質を向上させることができます。

安定して高速な通信をするための機能が一式揃っており、広範囲で利用できる機種でありながら非常にコスパが高いことが人気の秘訣になっています。

ただし、複数の端末で同時通信した時の速度を上げるMU-MIMOを利用するには、もう少し高価格帯の無線LANルーターが必要です。

とはいっても、MU-MIMOに対応しているスマホなどの通信端末自体が少なく、現状では利用できる環境が限られていますので、WSR-2533DHPLが圧倒的な人気になっています。

無線LANルーターの設定もスマホの専用アプリでできて、無線引っ越し機能もりようできることから設定も簡単です。

2位 バッファロー AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP3

バッファロー AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP3
参照:価格.com

 

 

発売日 2017年 5月 サイズ(mm) 36.5x160x160
現在価格 4,949円 重量 317g
接続環境 2階建て・3LDK
推奨最大接続 9台・3人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 866 Mbps MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4個 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID

 

2位のWHR-1166DHP3は、通信範囲、最大通信速度、アンテナ数などは1位のWSR-2533DHPLに劣りますが、約半額程度で購入できる人気がある無線LANルーターです。

上記の平均的に満足できる機能を備えながら、安価なことが人気の秘訣になっています。

ただしWHR-1166DHP3は、WSR-2533DHPLが対応しているビームフォーミングEXに未対応ですので、通信品質が上げられるスマホの種類は1位よりも劣る特徴があります。

同じような性能のルーターのなかではコスパが高い機種ですので、3階建てや4LDKなどの広い場所で使うのではなく、一般的な木造建築や3LDKなどであればこのルーターで問題ないといえる性能です。

ルーターの初期設定もスマホだけで簡単に設定できます。

3位 NEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CR

NEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CR
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 2月 サイズ(mm) 40.5x110x116.5
現在価格 3,378円 重量 200g
接続環境 2階建て・3LDK
推奨最大接続 10台・2~3人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 867 Mbps MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 1個 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID

 

3位のPA-WG1200CRは、コンパクトでほかの無線LANルーターと組み合わせて利用する中継器としても人気がある機種です。

通信範囲は2階建てもしくは3LDKとなっていますが、有線LANポートが一つですので家族で利用するというよりは個人利用に向いている機種です。

無線LANは最新規格の11acに対応した高速通信をビームフォーミングを利用して通信できます。小型でありながら電波が強いという口コミが多いことが人気の秘訣です。

価格も安く、1Rなどの一人暮らしの方に是非おすすめの無線LANルーターになっています。

4位 バッファロー AirStation WCR-1166DS

バッファロー AirStation WCR-1166DS
参照:価格.com

 

 

発売日 2016年 5月 サイズ(mm) 50x110x109
現在価格 3,180円 重量 139g
接続環境 1R
推奨最大接続 6台・2人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 866 Mbps MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 1個 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID -

 

4位のWCR-1166DSは、ルーターというより芳香剤のような大きさの無線LANルーターです。

設置場所を取らず、11ac規格の電波を2.4Ghz,5Ghzを利用して通信できます。

有線LANの規格が100Mbpsまでになっていますので、有線を接続して通信する使い方ではなく無線を飛ばして通信する使い方に向いています。

無線LAN通信機器を利用することが多い一人暮らしの方や、大きな建物で電波が届きにくい部屋に個別に配置するなどの使い方で人気があります。

ボタン一つですぐに設定が完了することも人気の秘訣です。

無線LANルーターの売上げを見ると、大家族向けの機種より個人利用するための機種のほうが売れている傾向があり4位となっています。

ただし、同じ個人向けに近い機種では3位のPA-WG1200CRに中継機能があるのに対し、 WCR-1166DSは中継器としての利用ができません。

同じ価格帯の1R向け\無線LANルーターとしては、PA-WG1200CRのほうが人気があります。

5位 NEC Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3

NEC Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 7月 サイズ(mm) 38x170x129.5
現在価格 12,880円 重量 約600g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 18台・6人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 1733 Mbps MU-MIMO 最大3台
最大速度(2.4GHz) 800 Mbps IPv6
最大速度(有線) 100/1000Mbps バンドステアリング
有線LANポート 4個 メッシュ機能 -
アンテナ 4 × 4 ゲストSSID

 

5位のPA-WG2600HP3は、11ac対応の4×4アンテナで超高速通信が可能な無線LANルーターです。NEC独自のワイドレンジアンテナによって360度すべての方向に電波が行き届く特徴もあります。

通信状況によって2,4GHzと5GHzを自動で切り替えてくれる「バンドステアリング」機能も搭載しており、手動で切り替えることなくスムーズな通信環境を維持できます。

さらに、NEC Atermの一部ルーターには独自技術の「IPv6 High Speed」というものがあり、NECのファームウェアアップデート前の製品と比較して通信速度が約2倍ほど高速化しています。

他社の製品と比較して2倍速度が速いということではありませんが、PA-WG2600HP3は混雑時でもIPv6を利用した良好な通信速度を保てる機種ということは事実です。

また、MU-MIMOにも対応していますので、限られた一部機種ですが同時通信した時の速度を落とすことなく通信することも可能です。

上記のような様々な新規格に対応していることが人気の秘訣になっています。

6位 バッファロー AirStation WSR-2533DHP2

バッファロー AirStation WSR-2533DHP2
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 9月 サイズ(mm) 37.5x160x160
現在価格 10,255円 重量 382g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 18台・6人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 1733 Mbps MU-MIMO 最大4台
最大速度(2.4GHz) 800 Mbps IPv6
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4個 メッシュ機能 -
アンテナ 4 × 4 ゲストSSID

 

6位のWSR-2533DHP2は、最大4台までの通信機器との同時通信速度を維持できるMU-MIMOに対応しており、1.35GHzの高速デュアルコアCPUを搭載している機種です。

CPU性能が優秀なことで従来機種に比べ大幅に通信速度を高速に保てます。

また、ルーター自体がIPv6に対応していますので、専用のホームゲートウェイをレンタルしなくても混雑時の通信速度が安定しているIPv6通信ができるメリットもあります。

アンテナ数は4×4でビームフォーミングにも対応、4K通信の動作確認も取れている機種ですので、4K動画を楽しみたい方などにおすすめの機種になっています。

ただし、5位のPA-WG2600HP3は2,4GHzと5GHzを自動で切り替えてくれる「バンドステアリング」機能が使えるのに対し、WSR-2533DHP2は未対応という違いがあります。

一方、4K通信の動作確認はPA-WG2600HP3では取れていないため、どちらを選ぶのかは利用目的によって変わる結果となっています。

7位 NEC Aterm WG2600HS PA-WG2600HS

NEC Aterm WG2600HS PA-WG2600HS
参照:価格.com

 

 

発売日 2019年 1月 サイズ(mm) 37.5x160x160
現在価格 7,797円 重量 382g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 18台・6人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO -
最大速度(5GHz) 1733 Mbps MU-MIMO 最大4台
最大速度(2.4GHz) 800 Mbps IPv6
最大速度(有線) 100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4個 メッシュ機能 -
アンテナ 4 × 4 ゲストSSID

 

7位のPA-WG2600HSは、今年発売のNECスタンダードモデル無線LANルーターです。

IPv6通信に対応しNEC独自の「IPv6 High Speed」も搭載しています。

5位のWG2600HP3と比較すると、WG2600HSにはワイドレンジアンテナが付いておらず、バンドステアリング機能も未対応です。

その他、来客者が利用するための限定的なWi-Fi環境を構築できる「ゲストSSID」機能が付いていないことが5位のWG2600HP3との違いになります。

さらに、5位のWG2600HP3では可能な「らくらく無線スタート」や「らくらくかざしてスタート」などの設定方法が利用できないため、初期設定は多少難しくなる可能性があります。

1位のWSR-2533DHPLと同価格帯ですが、バッファローの製品にはボタン一つで無線LAN接続やセキュリティ設定を行える「AOSS」という機能があるのに対し、WG2600HSにはないという違いがあります。

ただし、PA-WG2600HSはIPv6やMU-MIMOに対応していますので、利用する機会があるのであれば1位のWSR-2533DHPLにはない機能が利用できるメリットがあります。

8位 エレコム WRC-1167GHBK2-S

エレコム WRC-1167GHBK2-S
参照:価格.com

 

 

発売日 2017年 4月 サイズ(mm) 130x182.5x26
現在価格 3,720円 重量 約230g
接続環境 2階建て・3LDK
推奨最大接続 15台・5人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 867 Mbps MU-MIMO 最大2台
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID

 

こちらのWRC-1167GHBK2-Sは、2位のWHR-1166DHP3と同価格帯のルーターです。価格が他メーカーよりも安いですが、若干設定の方法がわかり辛いなどの口コミがありこの順位になっています。

設定の方法に詳しい方であれば問題なく利用できますが、安い価格帯のルーターですので使っていて足りないと思える機能があることも事実です。

IPv6にはルーターが対応していませんので、ほかにホームゲートウェイなどをかませる必要がありますが、MU-MIMOに対応している端末であれば最大2台まで同時通信が可能となっています。

11acに対応した2ストリームの一般的なルーターです。

9位 NEC Aterm WG1200HS3 PA-WG1200HS3

NEC Aterm WG1200HS3 PA-WG1200HS3
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 10月 サイズ(mm) 33x146x97
現在価格 4,968円 重量 約200g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 15台・5人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 867 Mbps MU-MIMO 最大2台
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6
最大速度(有線) 100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 3 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID

 

8位のPA-WG1200HS3は、2ストリームに様々な機能が付いているNECのスタンダードモデルです。他メーカーの同価格帯モデルが3LDK推奨なのに対しこのモデルは4LDKになっている特長があります。

10位のPA-WG1200HP3と同じ基本性能ですが、バンドステアリング機能と設定方法が若干異なることで価格が抑えられています。

価格を抑えたモデルのほうが人気がありますが、ボタン一つで簡単設定できるバッファローの同価格帯モデルと比較すると順位が低い傾向もあります。

ただし、2位のWHR-1166DHP3と比較すると、こちらのルーターにはIPv6やMU-MIMO機能が搭載されていますので、必要な場合はこちらを選択している方も多いようです。

10位 NEC Aterm WG1200HP3 PA-WG1200HP3

NEC Aterm WG1200HP3 PA-WG1200HP3
参照:価格.com

 

 

発売日 2019年 1月 サイズ(mm) 33x146x97
現在価格 5,956円 重量 約200g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 15台・5人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 867 Mbps MU-MIMO 最大2台
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6
最大速度(有線) 100/1000Mbps バンドステアリング
有線LANポート 3 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID

 

10位のPA-WG1200HP3は、2×2の2ストリーム機種のプレミアムモデルです。

9位のWG1200HP3と基本性能は変わりませんが、2.4GHzと5GHzを状況によって自動的に切り替える「バンドステアリング」やバッファローのAOSS機能に似たボタンを押すだけで設定できる「らくらく無線スタート」が付いている違いがあります。

最大速度は4ストリームの機種にはかないませんが、低価格でMU-MIMOやIPv6にも対応しており、一通りの機能が揃った優秀なルーターです。

ただし、2ストリームの無線LANルーターのなかでは若干ですが価格が高いため、利用する予定が無い機能が付いている場合はほかのルーターを購入する人が多いのも事実です。

4ストリーム無線LANのほうが通信範囲が大きくなることもこの順位になった理由といえます。

11位 バッファロー AirStation HighPower Giga WSR-300HP

バッファロー AirStation HighPower Giga WSR-300HP
参照:価格.com

 

 

発売日 2015年 1月 サイズ(mm) 140x140x31
現在価格 2,880円 重量 約232g
接続環境 1R
推奨最大接続 1人 ビームフォーミング -
無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n MIMO
最大速度(5GHz) - MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 3 メッシュ機能 -
アンテナ 2 ゲストSSID -

 

11位のWSR-300HPは、有線LANを主体とした通信に2.4GHzの無線通信を追加した形のルーターです。

性能を絞ることで価格を抑えていることが人気になっています。1R向けの個人で利用する無線LANルーターです。

無線LAN通信は2.4GHzに限定されますが有線LAN接続は1G通信が可能ですので、ノートパソコンなどは有線で通信して、スマホなどの限られたものだけ無線を利用する方に向いています。

基本的な利用なら設定不要で電源を入れればすぐ使えますし、1R向けですが電波が強く隣の部屋でも使えるという口コミが多いことから人気があります。

12位 バッファロー AirStation connect WTR-M2133HP/E2S

バッファロー AirStation connect WTR-M2133HP/E2S
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 8月 サイズ(mm) 231x231x70
現在価格 36,231円 重量 970g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 27台・9人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 866 Mbps MU-MIMO 最大4台
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング
有線LANポート 3 メッシュ機能
アンテナ 2 × 2 + 外付2本 ゲストSSID

 

12位のWTR-M2133HP/E2Sは、親機1台と専用中継機2台の無線LANルーターのセット商品です。

各ルーターがお互いの通信範囲を補い合って補助する機能「メッシュネットワーク」に対応しています。

専用アプリを通して各種設定や親機と中継機の稼働状況を確認したり、現在接続中の通信機器を確認できたり、通信状態を細かく管理できる特徴があります。

さらに、通常の2 × 2内蔵アンテナの他に2本の外付けアンテナがあり、通信する場所に向けて指向性を持ったハイパワーアンテナを設置することが可能です。

上記の機能のほかに4K通信、バンドステアリング、ゲストSSIDなどほぼすべての機能を搭載しています。

専用子機とのメッシュネットワークを使えば、離れた場所でも4K動画がストレスなく楽しめる無線LANルーターです。

ただし、無線LANルーターのなかでは3万円を超える高額なことがこの順位になった理由となっています。

広い建物内では一つのルーターですべての部屋を管理することは難しくなりますので、ルーターを別々に買うよりは、はじめからこのようなルーターを考慮したほうがいいかもしれません。

13位 ASUS RT-AC86U

ASUS RT-AC86U
参照:価格.com

 

 

発売日 2017年11月 サイズ(mm) 220×160×83.3
現在価格 23,380円 重量 約872g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 18台 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 2167 Mbps MU-MIMO 最大3台
最大速度(2.4GHz) 750 Mbps IPv6
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 3 メッシュ機能
アンテナ 5GHz(4 × 4)・2.4GHz( 3 × 3) ゲストSSID

 

13位のRT-AC86Uは、1.8GhzのデュアルコアCPUを搭載しており、遅延がない通信速度を安定して出すことができる無線LANルーターです。

5GHz、2.4GHzともに最大通信速度が最高速になっており、通信のタイムラグをなくすための「WTFast」という独自機能も搭載。

その他、現状の無線LANルーターに搭載されているほとんどの機能が利用でき、AiMeshというメッシュ機能にも対応しています。

通常のメッシュネットワークは、メッシュ機能に対応したルーターをセット購入する必要がありますが、AiMeshはこれまで利用してきたASUSルーターに機能を追加することで子機として利用できます。

遅延が心配なオンラインゲームなどでも無線を利用してストレスなく通信できるゲーミング無線LANルーターです。外付けアンテナを使って指向性を持たせた電波を飛ばすことも可能です。

ただし、価格は2万円台という非常に高額な機種ですので、無線通信を使ってゲームをしたり、4K動画を見るには適していますが人によっては不要になる機能も存在します。

14位 バッファロー AirStation WTR-M2133HP

バッファロー AirStation WTR-M2133HP
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年 8月 サイズ(mm) 231x231x70
現在価格 36,231円 重量 970g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 27台・9人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 866 Mbps MU-MIMO 最大4台
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング
有線LANポート 3 メッシュ機能
アンテナ 2 × 2 + 外付2本 ゲストSSID

 

14位のWTR-M2133HPは、10位のセットから子機を除いた親機だけの製品です。

2つの5GHz帯と2.4GHz帯を使ったトライバンドという方式で、ゲーム、TV、パソコンなど用途によって利用する電波を選べる特徴がある無線LANルーターになっています。

電子レンジなどの通信に干渉するノイズを除去する「干渉波自動回避機能」や、4K動画を優先的に通信する「アドバンスドQoS」など独自の機能を搭載。

指向性がある外付けアンテナを使えば、4K動画も遅延なく通信できることが人気の理由になっています。

適用範囲は3階建てもしくは4LDKとなっていますが、親機の性能を生かすには2LDK程度が適しているようです。それ以上の間取りでは1部屋増えるごとに子機を追加した方がパフォーマンスが向上します。

子機を利用したメッシュネットワークを今後導入するかもしれない方や4K動画を楽しみたい方におすすめできます。

ただし、親機単体で利用する場合は価格よりも割高な性能ということが現在のランキングの理由です。

15位 TP-Link Archer A2600

TP-Link Archer A2600
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年12月 サイズ(mm) 216x36.8x164
現在価格 9,281円 重量 -
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 48台 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 1733 Mbps MU-MIMO 最大4台
最大速度(2.4GHz) 800 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング
有線LANポート 4 メッシュ機能 -
アンテナ 外付3本+内臓1本 ゲストSSID

 

15位のArcher A2600は、外付けアンテナ3本、内臓1本の4ストリームで最大通信速度が1733 Mbpsの高速通信が可能な無線LANルーターです。

MU-MIMOやビームフォーミングにも対応しており、価格に見合った一通りの機能が揃っています。

状況によって2.4GHzと5GHzを切り替えて通信する「バンドステアリング」や来客者用の「ゲストSSID」なども利用可能です。

ですが、国内メーカーのバッファローやNECと比較するとやや人気がなく、外付けアンテナを含んだ本体サイズがでかいことから順位が低い傾向があります。

16位 バッファロー AirStation HighPower Giga WXR-1750DHP2

バッファロー AirStation HighPower Giga WXR-1750DHP2
参照:価格.com

 

 

発売日 2017年 4月 サイズ(mm) 41x185x185
現在価格 9,206円 重量 約545g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 18台・6人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 1300 Mbps MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 450 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング
有線LANポート 4 メッシュ機能 -
アンテナ 外付3本 ゲストSSID

 

WXR-1750DHP2は、外付け3本のアンテナで最大1300Mbpsでの通信が行える無線LANルーターです。

電波に指向性を持たせることが可能ですが、ランキング上位の機種と比較すると価格と性能が中途半端な印象があり、最新機種と比較した場合は順位が下がってしまいます。

ですが、4K通信に対応していたり、バンドステアリング機能やゲストSSIDがあったりと、若干古い機種ながら様々な機能に対応していることがランキングに入った理由になります。

最新規格の11acで通信できる一昔前のスタンダード機種のなかで性能が整っている印象と、外付けアンテナで電波を自分でカスタマイズできることが人気の理由といえます。

17位 バッファロー AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4

バッファロー AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4
参照:価格.com

 

 

発売日 2017年 5月 サイズ(mm) 55x159x131
現在価格 4,979円 重量 265g
接続環境 2階建て・3LDK
推奨最大接続 9台・3人 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac MIMO
最大速度(5GHz) 866 Mbps MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4 メッシュ機能 -
アンテナ 2 × 2 ゲストSSID

 

17位のWHR-1166DHP4は、2位のWHR-1166DHP3と同時期に発売された同じシリーズの別型です。

DHP3が有線LAN接続で1G通信できるのに対し、DHP4は100Mbpsまでしか利用できないことからランキング順位が下がりましたが、現在でも売上げがある機種になっています。

有線接続はプリンターなどのパソコン周辺機器のみで、無線LANを使ってノートパソコンやスマホなどを利用する方におすすめのルーターです。

バッファローのAirStationシリーズにはボタン一つで様々な設定ができるAOSS機能があり、DHP4はAOSSのボタンが押しやすい場所についていることなどが人気の理由になっています。

ネット環境の初心者でもコードを配線するだけで、すぐに環境が整う初期設定の容易さが受けています。

18位 ASUS RT-AX88U

ASUS RT-AX88U
参照:価格.com

 

 

発売日 2018年12月 サイズ(mm) 300x60x188
現在価格 47,180円 重量 約1010g
接続環境 3階建て・4LDK
推奨最大接続 21台 ビームフォーミング
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax MIMO -
最大速度(5GHz) 4804 Mbps MU-MIMO
最大速度(2.4GHz) 1148 Mbps IPv6
最大速度(有線) 10/100/1000Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 8 メッシュ機能
アンテナ 4 x 4 ゲストSSID

 

ASUSのRT-AX88Uは、次世代規格のIEEE802.11axに対応した爆速無線LANルーターです。

各周波数の最高速度や価格ともに大変高いことが特徴です。ASUSの特徴である「AiMesh」機能も付いており、古いASUSのルーターと組み合わせたメッシュ機能も利用できます。

ゲームに使う通信を優先する「Adaptive QoS」や、独自開発のゲーマー・プライベート・ネットワークという技術で、通信タイムラグを減らすことに重点を置いたゲーマー向けの無線LANルーターといえます。
様々な通信機器が集まっているような場所では、複数のデバイスの信号をまとめて送信する方法を取っているため遅延のないワイヤレス通信が可能な機種です。

また、パソコンセキュリティーソフトのトレンドマイクロ社の技術を採用しており、ビジネスに利用するルーターとしても適している特徴があります。

ビジネスレベルのセキュリティや遅延のない通信品質等で、高価格帯の無線LANルーターとして人気がある機種になっています。

19位 IODATA WN-G300R3

IODATA WN-G300R3
参照:価格.com

 

 

発売日 2014年11月 サイズ(mm) 98x130x125
現在価格 2,468円 重量 約130g
接続環境 2階建て・3LDK
推奨最大接続 4台 ビームフォーミング -
無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n MIMO -
最大速度(5GHz) - MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6 -
最大速度(有線) 10/100Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4 メッシュ機能 -
アンテナ 2 ゲストSSID -

 

19位のWN-G300R3は、2014年に発売されたルーターで1G通信に対応している機種ではありません。

有線接続では100Mbpsまで、無線通信も2.4GHzの300Mbpsまでの製品ですが、ちょっとした場所に無線専用端末として配置するのに適した金額帯であることから現在でも売れている機種です。

特に特出した性能はありませんがコンパクトで文庫本のような印象。設定も簡単、価格なりの性能で無線LANをちょっと使いたいときに購入している方が多いようです。

20位 TP-Link TL-WR841N

TP-Link TL-WR841N
参照:価格.com

 

 

発売日 2016年 4月 サイズ(mm) 192x33x134
現在価格 1,980円 重量 -
接続環境 2階建て・3LDK
推奨最大接続 12台 ビームフォーミング -
無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n MIMO
最大速度(5GHz) - MU-MIMO -
最大速度(2.4GHz) 300 Mbps IPv6
最大速度(有線) 10/100Mbps バンドステアリング -
有線LANポート 4 メッシュ機能 -
アンテナ 外付け2本 ゲストSSID

 

こちらのルーターも1G通信に対応していない機種で価格が安いことが人気です。

ただし、ルーターのサイズが大きく横置きしかできないため場所をとること、海外製品のため設定に躓くと英訳など大変なことが多いことがネックとなっています。

価格が安く、変わった見た目のややサイズが大きいルーターというクセのある製品です。

インテリアの見た目などにこだわる方にはあまりおすすめできませんが、低価格帯でも評判がよく人気があるルーターです。

シチュエーション別おすすめ無線LANルーター

ルーターの人気ランキングを見ると、性能が素晴らしく高価な機種よりも、一般的な性能をそろえていながらお手ごろ価格の機種のほうが人気があることがわかります。

結局のところルーターを選ぶ時に重要なポイントは、利用する場所全体をカバーできる機種で、自分の目的とする内容の通信をストレスを感じない速度でできるということです。

ワンルーム

ワンルーム向けの無線LANルーターは、価格が安くコンパクトな見た目で設置場所を取らないことが特徴です。

その代わり、同時接続できる通信端末の台数が少なかったり、通信できる範囲が限られるデメリットも存在します。

1部屋だけで利用するなら問題なく通信できますが、同時接続台数も限られています。一人で利用するのでなければ、戸建て用のルーターを選んだほうが快適な環境になります。

価格帯も4000円程度のものから2階建て用のルーターが選べますので、ワンルームでも通信範囲が広いものを選んだほうが後々後悔することがなくなるかもしれません。

逆に、ワンルーム用のルーターは、すでにほかの無線LANルーターを使っている方が、ルーターから離れた書斎などに設置するケースも多いです。

ワンルーム用のルーターはかわいい見た目で安い製品ですので選びやすいですが、通信場所が2部屋以上ある場合は、2階建て・3LDK用のものを選択するのがおすすめです。

戸建向け

戸建て向けの無線LANルーターは、対応範囲以外にも通信する内容によって性能を選択するのがおすすめです。

例えば、オンラインゲームを快適にしたいのであれば高性能なCPUを搭載してタイムラグをなくしているルーター。

4K動画を楽しみたいのであれば、4K動画に対応し、4K動画通信専用のアンテナが用意されている機種などを選ぶと快適に通信が行えます。

とはいっても、一般的な動画視聴やホームページの観覧であればどのルーターを利用しても可能ですし、一般的な性能をそろえていながら安価な製品のほうが人気があります。

広範囲で利用する予定

ランキングにある通信範囲以上の場所でルーターを使う予定がある場合は、電波が届かない場所に新しく無線LANルーターを追加したり、電波を中継する専用の中継器などを購入すると問題が解決できます。

はじめからバッファローのWTR-M2133HP/E2SセットやASUSのルーターを選択していれば、メッシュ機能を利用して複数台のルーターで通信範囲を細部までカバーすることも可能です。

メッシュ機能は、複数台の無線LANルーターの設定が一括でできて、それぞれの機器がお互いに通信しているため移動しながら通信しても安定した電波状況を維持できるというメリットがあります。

広い範囲での利用を想定している場合は、メッシュ機能がある製品を選ぶことで今後ルーターを追加した時に便利です。

有線LANルーターのおすすめ

有線LANルーターはケーブルを通して通信を行うため、周りの環境で通信品質が変化しづらく高速な通信が安定して行えるというメリットがあります。

特に、4K動画の視聴などには大量のデータ通信が必要になりますので、無線よりも有線接続のほうが安定した品質で動画が楽しめます。

また、電波で広範囲に広がる無線LAN接続よりもケーブル接続という限られた範囲の通信になりますので、不正接続を防ぎやすいということもメリットの一つです。

バッファロー BHR-4GRV2 4,398円

バッファロー BHR-4GRV2
参照:価格.com

バッファロー BHR-4GRV2は、ギガビット対応で「1000BASE-T」というケーブルに対応した有線LANルーターです。

その他、「100BASE-TX」「10BASE-te」など旧式のケーブルも利用できます。ルーターのスループット(データ受信転送速度)が最大839Mbpsと非常に高速な特徴があります。

BHR-4GRV2は設置場所から離れた場所でもアクセスできるリモート機能を搭載しており、外出先からでも自宅や事務所のPCが操作できます。

さらに、動画などの大容量データダウンロード速度が高速なこともあり、有線LANルーターのなかで一番人気の製品となっています。

IODATA ETG3-RA 8,932円

IODATA ETG3-RA
参照:価格.com

ETG3-RAは、10/100/1000Mbpsの通信ケーブルが使えるギガビット対応機種です。

設置してパソコンに接続すれば、必要な情報を入力するだけで簡単に設定が終了する初心者におすすめのルーターです。

さらに、スループットは620Mbpsとなっていますので、1G通信でも問題なく利用できます。

悪質サイトをブロックするフィルタリング機能や離れた場所から機器を操作できるVPN機能なども搭載。

従来製品と比較して21%ほどの省エネ設計になっていることなどが人気の理由となります。

バッファロー BBR-4MG 1,695円

バッファロー BBR-4MG
参照:価格.com

バッファロー BBR-4MGは、10/100Mbpsに対応した有線LANルーターです。

ギガビットには対応していませんので光回線の1Gプランを契約している方には向いていませんが、それ以外の回線を利用している方に人気があります。

複数のファイアウォール機能を利用できてセキュリティを強化できることや、Bフレッツ、フレッツ回線であれば速度を落とすことなく簡単にソフト不要で接続できることが人気の理由です。

有線LANルーターは、安価な製品も多く無線接続よりも安定した通信品質でネットが楽しめます。ですが、当然ですが無線接続は利用できません。

無線LANルーターでも有線接続はできますので、はじめから無線LANルーターを導入したほうがスマホや周辺機器の環境を整えやすいというメリットがあることは間違いありません。

有線LANルーターのおすすめ機種もあわせて紹介しましたが、特別な理由がない限りは無線LANルーターの導入をおすすめします。

まとめ

無線LANルーターの購入を考え中の方に向けて、現在の無線LANルーターランキングと無線LANルーターを選択する際の目利きポイントを紹介しました。

無線LANルーターを選ぶ際には、利用する場所の通信範囲と主に通信する内容をカバーできるような性能を持った製品を選ぶことが重要です。

一通りの一般的な性能を備えながら、価格が安価なものが人気が高い傾向がありますが、ゲームをよくする、4K動画を見たい、など利用目的によっては高性能のルーターを選択しましょう。

無線LANルーター以外の有線接続限定の製品もあわせて紹介していますので、ルーターを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。