外付けHDD(ハードディスクドライブ)は何に使う?5分で解説

「外付けハード買えば?」などと言われたけどよく分からなかった人のために外付けハードとは何か、おすすめ機種などを解説して行きます。この記事を読めば、外付けHDDを購入すべきかどうかが分かります。

また、最後には外付けHDDと合わせてバックアップを取る方法も合わせて紹介しますのでお仕事で外付けHDDの導入をお考えの場合はぜひ参考にしてください。

外付けHDD(ハードディスクドライブ)って何に使うの?

外付けHDDとは、あなたのパソコンに記憶領域(メモリ)を増設するための機器です。

パソコンにはあらかじめ保存できる容量が決まっていますから、あなたがもし動画や音楽を大量に保存して容量を圧迫してしまうと、データを保存しきれなくなってしまいます。

では、パソコンのデータが足りなくなったらどうすればいいのでしょうか・・・。
もう一台パソコンを買いますか?

実は、メモリを付け足せば、メモリ不足は解決できるのです。中でも大容量のデータを保存できるのが外付けハードディスクドライブ。通称外付けHDDです。

パソコンのデータが保管されている場所は?

パソコンで作業をする際、メモリと呼ばれる短期的な記憶領域で作業が行われます。この時点で、作業内容を破棄してしまえばパソコンの記憶領域は圧迫されることはありません。しかし、作業したデータやダウンロードしたデータをパソコン上に保存するとSSDやHDDなどパソコン本体に内蔵されている記憶領域にデータが保存されます。

パソコンを購入する際、HDD(内部ハードディスクドライブ)はWord・EXCELをメインに使用する人は128GB程度~。動画なども保存する人は256GB程度~の購入が推奨されています。

例えば、以下のようにコンテンツの種類によっては上記の内部ハードディスクドライブを超過してしまうでしょう。

・コンテンツの種類と容量の目安

画像データ(800万画素) 256枚で1GB
音楽データ(MP3)230曲で1GB
HD動画 5分で1GB
フルHD動画 2分で1GB
4K動画 1分で1GB

外付けHDDは本体の外にHDDを置く形式になりますので、本体に保存せず外付けHDDにのみデータを保存するようにすればパソコン本体の容量を圧迫しないで色々な作業ができるようになります。

その他の記憶装置と外付けHDDを選択するメリット

外付けの記憶装置には外付けHDD以外にもいくつかあります。

例えば、

フロッピーディスク
USBメモリ
SDカード

などを聞いたことがあるかもしれません。最近はSDカードが有名でしょうか。

これらはコンパクトで持ち運びができるためパソコンからパソコンへ差し込みが簡単なのでとても便利です。これに対して外付けHDDはサイズも大きく持ち運びに不向きで、場合によっては起動に電源が必要になる場合もあります。

そんな中、外付けHDDの最大の長所は記憶容量です。

SDカードやUSBメモリが最大でも数十GB(ギガバイト)程度にとどまってしまうのに対して、外付けHDDは数TB(テラバイト)まで記憶することが可能になります。(1TGはおよそ1,000GB)

SDカードで100枚分に相当する量のデータを外付けHDDは一台で保存してしまいます。SDカード100枚なんて、どこにしまったのか分からなくなってしまいますよね・・・。

ですから、外付けHDDは自宅において大量のデータを保存したり、バックアップしたりするのに最適な記憶装置なのです。

リッチコンテンツやバックアップ対策に!

4K動画の登場など、最近ではかなり大きいサイズのデータを保存する機会も増えています。そのため徐々にパソコンの容量を圧迫しやすい時代になってきているとも言えます。

また、仕事など大事なデータをパソコンに保存している場合、何らかのトラブルでデータが失われてしまうと大変です。そこで定期的に外付けHDDを利用して、バックアップを取ることで大事に備えることができます。

外付けHDDのおすすめ機種は?2つの種類を抑えよう

それでは外付けHDDの意味や導入のメリットが分かったところで、おすすめの機種をみていきましょう。

ポータブル型HDDと据え置き型HDD

・ポータブル型HDD
USBポートのみ、電源無しで使える1TB以下の外付けHDDです。

・据え置き型HDD
コンセントから電源を取る必要がありますが、大容量の保存ができる外付けHDDです。

外付けHDDのおすすめ機種ランキング

外付けHDDのおすすめ機種を3つ紹介します。

I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 4TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W4D

I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 4TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W4D
人気メーカーのアイオー・データの外付けHDDです。4TBで2万円程度と大容量+コスパを兼ね備えています。Amazonでも700件以上のレビューと☆4を獲得している人気商品です。

BUFFALO SeeQVault対応 3.5インチ 外付けHDD 4TB HDV-SQ4.0U3/VC

BUFFALO SeeQVault対応 3.5インチ 外付けHDD 4TB HDV-SQ4.0U3/VC
BUFFALOの外付けHDDです。こちらも4TBで2万円程度です。

東芝 タイムシフトマシン対応 USBハードディスク(5TB)TOSHIBA REGZA Dシリーズ THD-500D2

東芝 タイムシフトマシン対応 USBハードディスク(5TB)TOSHIBA REGZA Dシリーズ THD-500D2
東芝の外付けHDDです。5TBという超大容量でお値段は5万円近くになります。パソコンだけでなくテレビにも接続できるので大容量の録画を実現したい方におすすめです。

外付けHDDとの連携技!バックアップでリスクヘッジ

会社の仕事内容をパソコンだけに保存しておくと、

・突然の雨で水に濡れてしまった
・床に落とした拍子に壊れてしまった

などの理由でデータが失われてしまうことがあります。
そんな時のために大事なデータは定期的にバックアップをとっておくことをおすすめします。

パソコンデータのバックアップは、パソコンのデータを外付けHDDにドラッグアンドドロップすればいいので手動で行うこともできます。パソコンのデータは大容量になることも多いので自宅に外付けHDDを用意して置いて仕事帰りなどに定期的にBackupすると良いかもしれませんね。

ただ、いちいち手動で行うのは正直面倒ですよね。そんな人はgoodSyncという買い切りのアプリを使うとスムーズにBackupが完了します。

このアプリは、設定すると毎回外付けHDDと接続するだけで差分をコピーしてバックアップしてくれるので、いちいち更新したファイルを確認する必要がないのでとても便利です。

まとめ

いかがでしたか?今回は外付けHDDを導入するメリットとおすすめ機種を紹介してきました。これであなたはメモリ不足に悩まされることはないでしょう。