localhost:8080とは端的に説明すると
「localhost」…自分のパソコンを使っているマンション
「8080」…自分の住んでいるマンションの部屋番号
を示します。これだけではなんのことなのか分からないと思うので詳しく解説をしていきます。
「localhost:8080」とは?
「localhost」とは自身のパソコンのIPアドレスと同じ意味を指します。
「localhost」=自分のパソコンのことを示しているという認識で大丈夫です。「localhost:8080」とは、自分のパソコンの8080という場所を指す意味になります。
「http //localhost:8080」
http //localhost:8080とはwebサーバーを使用して自分のパソコンの8080のポート番号にアクセスする際のアドレスになります。
ポート番号「8080」の意味
localhostの後ろにつく「8080」数字はポート番号と呼ばれます。ポート番号とは何なのか、詳しく解説していきます。
ポート番号とは
冒頭で少し触れたようにポートとはマンションの部屋番号にあたる数値になります。localhostの後ろに数字を付与することで、自分のパソコンのどこを設定するのかを決めることができます。
"8080"の意味
ポート番号8080は主にhttp通信(web)に使用されるポート番号になります。
つまり8080番のポートの通信が許可されていないと、google等のブラウザで検索ができなくなってしまいます。ポート番号80と内容は変わりませんが。明示的に示すために「8080」を使用する場合もあります。代替HTTPポートともいわれます。
「localhost:8080」に接続できない場合
接続できない理由としては以下の3点が考えられます。
・インターネットの接続ができていない
・ファイアウォールで使用しているブラウザのアクセスを許可していない
・プロキシサーバーを使用している。
・そもそもサーバーを起動していない
・インターネットの接続ができていない
⇒ルータの再起動をしてみる。
・ファイアウォールで使用しているブラウザのアクセスを許可していない
⇒ファイアウォールにて使用しているブラウザが通信許可の設定を行います
・ファイアウォールにブラウザを追加する方法
1.スタートメニューからコントローラパネルを開きます
2.システムとセキュリティを選択します
3.ファイアウォールによるアプリケーションの許可を選択します。
4.使用が許可されているアプリが表示されます
別のアプリの許可を選択します。
5.別のアプリケーションの許可を選択し、参照を選択します。
その後に自分が追加したいファイルの場所へいき、許可したいアプリケーションを選択します。今回google crhomeを選択しています。
6.許可されたアプリケーションの中に項目が追加されていれば完了です。
・プロキシサーバーを使用している
1.スタートメニューからスタートを選択します
2.ネットワークとインターネットを選択します
3.プロキシを選択します
4.プロキシサーバーを使うの項目がオフになっていることを確認します。
オフになっていなければオンに選択します。
・そもそもサーバーを起動していない。
httpサーバを起動していないためにlocalhost:8080に参加できない場合があります。
例えばlocalhostマンションの8080番号室の鍵がかかっていたら部屋に入ることはできませんよね。そのような認識です。
httpサーバの種類はMicrosoftのIISや オープンソースソフトウェアのApache等があります。
下記のスクリーンショットはApacheを使用したサーバの建て方になります。
前提条件としてXAMPPをインストールする必要があります。
下記URLからXAMPPをインストールします。
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
1.XAMPP Control Panelを開き、Apache 「start」選択します
2.Port の番号に8080と443と番号が記載されている事を確認します。これでポート番号8080を使用しているサーバーが建てられました。
3.localhost:8080とURLに入力し、ページが表示されたら成功です。
まとめ
localhostとは自分のパソコンのことを指す。
後ろの番号は自分のパソコンのポート番号といい、その番号に自分のパソコン
に関する機能が登録されている。
ポート番号80番にはHTTP(web通信)が登録されている。
このポートが使用できていないとweb通信ができない。
ポート番号8080はポート番号80を明示的にするために使用されることが多い。
代替えHTTPポートも呼ばれます。