RunDLL「c:\windows\downloaded を開始中にエラーが発生しました」と表示される場合があります。このメッセージは、パソコンの起動時やエクセル等のアプリケーションを起動した際に表示されることがあります。
起動のたびにエラーメッセージが表示され、煩わしく思われている方も多いと思います。
この記事では、エラーメッセージが表示される原因と対処法について解説していきます。
対処法さえわかっていれば、エラーメッセージで煩わしい思いをせずに済みますので、ぜひ最後までお付き合いください。
RunDLL「c:\windows\downloaded を開始中にエラーが発生しました」
RunDLL「c:\windows\downloaded を開始中にエラーが発生しました」とは、DLLファイルを実行した時にエラーが発生したことを伝えるエラーメッセージです。
エラーメッセージウィンドウのタイトル部分に表示されているRunDLLは、DLLファイルと呼ばれるプログラムをRun(実行している)ことを表しています。
正常にインストールされていないソフトや、逆にアンインストールが正常に行われていない場合に、ファイルが壊れてしまいDLLファイル実行時に読み込みが正常に行うことができず、このエラーメッセージが表示されていることが考えられます。
また、エラーメッセージがパソコンの起動時表示される場合、スタートアップに登録されている「Windows ホストプロセス(Rundll32)」が原因の可能性があります。
ホストプロセス(Rundll32)が原因の場合、Windows7からWindows10へアップグレードを行ったパソコンに多く発生しているようです。
RunDLLエラー「指定されたモジュールが見つかりません」
RunDLLエラー「指定されたモジュールが見つかりません」とは、RunDLL「c:\windows\downloaded を開始中にエラーが発生しました」のエラーが発生した際に、一緒に表示されることが多いエラーメッセージですので、少し触れていきたいと思います。
このメッセージは、DLLで呼び出しを行おうとしたモジュール(プログラム)が見つからない場合に、表示されます。
原因としては、インストールやアンインストール時のエラーや、何らかの理由でファイルが壊れてしまった可能性が考えられます。
RunDLL「c:\windows\downloaded を開始中にエラーが発生しました」の対処法
RunDLL「c:\windows\downloaded を開始中にエラーが発生しました」の対処法として、いくつかの方法をご紹介します。
今回紹介する方法は、Windows10の場合の対処方法となります。
対処法1.スタートアップよりRundll32を無効化する
スタートアップより自動で実行されるRundll32を無効化することで、エラーを解消されることがありますので、その手順をご説明します。
まず、タスクバーの何もない場所で右クリックし、表示されたメニューより「タスクマネージャー」を選択します。
次に、表示されたタスクマネージャーのタブから「スタートアップ」を選択し、表示させます。
表示させたスタートアップの一覧の中から「Windows ホストプロセス(Rundll32)」を探します。
「Windows ホストプロセス(Rundll32)」を見つけたら、右クリックし、表示されたメニューより「無効化」を選択します。
こうすることで、スタートアップよりRundll32が起動しなくなり、エラーが解消されます。
対処法2.JWord(日本語入力)をアンインストールする
対処法1でうまくいかない場合、「JWord(日本語入力)」というプログラムのアンインストールを試してみてください。
この「Jword(日本語入力)」をウィルス対策ソフトが検知してしまい、隔離や駆除などを行ってしまったため、うまく読み込めずエラーとなっている場合があります。
通常のアンインストールでは、うまく削除できない場合がありますので、その場合は、再度「Jword(日本語入力)」をインストールを行った後にアンインストールをするとうまくいくことがあるようです。
また、強制アンインストールソフトがフリーソフトとして提供されているので、そちらも活用してみてください。
今回ご紹介した対処方法を実行される際は、自己責任にて実施いただくようにお願いいたします。
まとめ
毎回起動時などに表示されるエラーメッセージを表示させなくできたでしょうか?
すこしでもお役に立てれば幸いです。