「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」の原因・頻発の対処法

インターネットを閲覧しているとき、「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」というエラーが発生して悩まされることはありませんか?これは、DNSの名前解決プロセスに問題があることを表しています。

例えば、DNSアドレスが間違っている場合などです。本記事では、この問題について具体的な解決方法を知らないという方に向けて、その原因と対処方法を簡潔に解説します。

本記事を読んで頂くと、このエラーについて最も代表的な対処法を理解することができ、ほとんどの場合自分で解決することができるようになります。

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」とは

サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」とは、DNSによるホスト名からIPアドレスへの変換作業に失敗した場合に発生する可能性があるエラーです。その結果、ブラウザに正しいIPアドレスが返信できない状況に陥り、ブラウザはWebサイトの表示を中止します。

日本語では、「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」と大きく表示されます。その下に、小さく上の英語のエラーメッセージが表示されます。例えば、以下のようなエラーメッセージが実際に表示されます。

・www.facebook.com のサーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。
・www.youtube.com のサーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。
・www.google.co.jp のサーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。

他に類似のエラーメッセージで代表的なものは、以下の3種類です。

①「dns_probe_finished_nxdomain」
ドメイン名(Webサイトの文字表記)に該当するWebサイトが存在しない。

②「dns_probe_finished_bad_config」
DNSサーバーが、何らかの設定間違いを見つけた。

③「err_name_not_resolved」
ドメイン名からIPアドレスに変換できなかった。

これらの3種類のエラーは、結果としては、いずれも、ブラウザのページ表示処理の中止を発生させます。

「サーバーのdnsアドレスが見つかりませんでした。」とは

「サーバーのdnsアドレスが見つかりませんでした。」とは「DNSサーバー自体を見つけることができなかった」ことを表しています。これは、スマホでもPCでも、さらには使用しているブラウザやOSにも関係なく発生します。

DNSサーバーは、Webサイトの文字による名称と、実際のIPアドレスを相互に変換してくれるサービスですから、その変換処理ができなくなるので、ブラウザがページの表示を中止してしまいます。

先述したIPアドレスが見つからない症状は、文字による名称に該当するIPアドレスがなかったことを表しています(DNSサーバーに登録されていない)。それに対してこちらの症状は、DNSサーバー自体がどこのIPアドレスなのかわからなかったことを表しています。

具体例としては、以下のように表示されます。
・twitter.com のサーバーの dns アドレスが見つかりませんでした。

サーバーのDNSアドレスが見つからない原因

サーバーのDNSアドレスが見つからない原因は、以下のことが考えられます。

・DNSアドレスが間違っている
・DNSサーバーがダウンしている
・回線に障害があり、DNSサーバーにたどり着けない
・DNSアドレスが変更された

DNSサーバーに繋がらない場合

DNSサーバーに繋がらない場合は、ほとんどの場合、自分のDNSサーバーではなく、インターネット上のDNSサーバーだと思います。これらは必ず復旧部隊が対応するので、別のサービスを利用しながら、そのDNSサーバーが復旧するのを待ちましょう。

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」の原因

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」の原因は以下のものが考えられます。

原因1.回線に異常がある

回線に異常がある場合、DNSの名前解決プロセス中に通信に問題が発生し、エラーになる場合があります。

原因2.PCのDNSキャッシュが間違っている

PCのDNSキャッシュが間違っている場合、正しいIPアドレスに解決できず、エラーになる場合があります。例えば、サーバー側でドメイン名を一部修正した場合や、古くなって廃止された場合などが考えられます。

原因3.ブラウザのDNSキャッシュが間違っている

ブラウザのDNSキャッシュが間違っている場合があります。前項と同様、ドメイン名の一部修正や廃止が該当します。

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」の解決方法

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」の解決方法は、2種類あります。ここでは、WindowsとChromeの例を紹介します。

解決方法1.WindowsのDNSキャッシュをクリアする

WindowsのDNSキャッシュをクリアするのが1つ目の方法です。コマンドプロンプトを起動し、「ipconfig /flushdns」を実行します。
ipconfig flushdns

解決方法2.ChromeのDNSキャッシュをクリアする

ChromeのDNSキャッシュをクリアすることが、2つ目の方法です。クロームのアドレス欄に「chrome://net-internals/#dns」と入力すると、画像の画面になりますので、「Clear host cache」ボタンを押します。
Clear host cache

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」が頻発する場合

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」が頻発する場合、自動的なDNS解決動作が繰り返し阻害されています。一般的な原因と解決方法は以下のとおりです。ここでは、先述の対処法は再掲せず省略します。

頻発する原因

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」が頻発する原因としては以下が考えられます。

原因1.DNSサーバーに障害が起きている

DNSサーバーに障害が起きている場合、そのサーバーを経由する全てのDNS解決プロセスがエラーになります。個人宅や中小企業のイントラなど、DNSサーバーが1台しか無い場合に故障すると、エラーが頻発します。

原因2.ネットワークに障害が起きている

ネットワークに障害が起きている場合もこのエラーが発生します。大手ISPなどは、複数のDNSサーバーに同じデータをコピーしておく冗長構成をとっていることが多いですが、基幹回線部分に障害が発生すると、やはりエラーが頻発します。

原因3.DNSサーバーのIPアドレスが間違っている

DNSサーバーのIPアドレスが間違っている場合、エラーが頻発します。これは、イントラ内など、固定IPのDNSを利用している場合に起きます。

頻発した場合の対処法

「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」が頻発する場合の対処法として考えられるのは以下になります。

対処法1.ルータ再起動

まずは一度、先述の見出し”「サーバーの ip アドレスが見つかりませんでした。」の解決方法”で紹介した方法を全て実施し、ルータを再起動しましょう。対抗装置との接続障害やデータ障害が回復する可能性があり、エラーが解消される場合があります。

対処法2.DNSサーバーのIPアドレス見直し

IPアドレスを自動的に取得する
DNSサーバーのIPアドレスを見直しましょう。「コントロールパネル」から使用中のネットワーク接続のプロパティを開き、TCP/IPのプロパティを開きます。すると、DNSサーバーのIPアドレス設定項目があるので、この値を見直しましょう。

これは固定IPでDNSを使用している場合に有効な解決方法です。固定IPを扱う場面では、設定間違いはよくあります。

対処法3.異なるキャリア回線を使用する

異なるキャリア回線を使用すると、エラーを回避できる場合があります。これは携帯電話など無線電波を使用している場合の解決策です。特定キャリアの回線でのみ障害がある場合は、他のキャリア回線に切り替えることで、障害をまるごと回避できます。

まとめ

DNSは、特別な問題がない場合は、あまり目にしません。ユーザーがインターネットをしやすいように裏方として支えてくれています。エラーメッセージはわかりやすく、問題が発生したとしても、ほとんどの場合、DNSが関与しているエラーであることがすぐに把握できます。

ですから、DNSに関するエラーは、インターネットで出くわす数あるエラーの中でも比較的対処しやすい問題であると言えます。本記事を参考にして、DNSについての問題について新たに知識を増やして頂き、より円滑なインターネットライフを楽しんでください。

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