ゲーマー&トレーダー専用の高速回線はある?よく分かる解説【オンラインゲーム・株・FX】

これからネット回線を契約しようとしている時に、何を基準に選べばよいか迷ってしまうことってありますよね。

例えば、料金や割引も重要ですが、自分がやりたいことができない回線を契約してしまっては、お金を無駄に使うことになります。

今回は、オンラインゲームや株・FX取引などを快適にできる回線とは何なのか?

を詳しく解説します。

ゲーマーやトレーダーが考慮するべき内容を、

・ネット回線の数値
・必要な理由
・おすすめの回線

に分けてそれぞれ紹介しますので、是非ご一読ください。

ゲーマー・トレーダーには高速の回線速度が必要!

ゲーマー トレーダー 回線
オンラインゲームや株・FXなどのオンライントレードをする際に気にしなければいけない回線の性能とは下記の2つです。

・○Gbpsや○Mbpsで表される回線の通信速度
・○○ms(ミリセカンド 1/1000秒)で表される通信の反応速度「ping値」

○Gbpsや○Mbpsなどの通信速度は、1秒間に通信できるデータ容量を表しています。

数値が多くなるほど1秒間にやり取りできるデータ量が多くなります。

ping値は、こちらが出した命令が相手側に伝わり結果が返ってくるまでの往復時間のことです。

例えば、株トレーダーが買いの注文ボタンをクリックしたとして、クリックしたという情報が相手側に伝わり、こちら側に結果が反映されるまでの情報の往復時間のことを表します。

数値は○○ms(ミリセカンド 1/1000秒)で表され、性能が良い回線ほど数値は低くなります。

基本的に固定回線の光回線などは通信速度が速く、通信速度に比例してping値も低くなる傾向があります。

オンラインゲームに必要な回線速度

オンラインゲームに必要な回線速度は、

・4~30Mbps程度の通信速度
・50ms以下のping値

という2つの条件を満たしていれば問題ない場合が大半です。

基本的に高速な回線ほど「ping値」も良くなる傾向がありますので、特にアクションゲームやシューティングゲームなどでは高速な回線をおすすめします。

さらに、最近のゲームはデータ量が大容量のものが多く、ゲームソフトをダウンロードする時やゲームの情報が更新される大規模アップデートの際には、通信速度が速い回線ほどダウンロード時間を短縮できます。

オンラインゲームに必要な回線速度は早ければ早いほど良いです。ですが、大容量のデータをやり取りするアップデートなどを除けば、混雑時でも10~30Mbps程度を安定してだせるものであれば、ストレスなくゲームが楽しめる回線であるといえます。

株・FXに必要な回線速度

株やFXなどのオンライントレードに必要な回線速度は、

・常時10Mbps以上の通信速度
・50ms以下のping値

が最低条件です。

オンライントレードは、ある程度のデータ量があるチャートソフトを常に動かしています。

めまぐるしく変わるチャートソフトを正常に動かすには、10Mbps程度の通信速度を常に保つことが重要です。

同時に、より低いping値の回線ほど一瞬の操作が可能になり、市場の動きも短い時間でパソコン上に表示できるようになります。

ゲームでも常時10Mbps程度の通信速度があるほうが回線品質が安定しますのでおすすめですが、オンライントレードの場合は必須といえる条件です。

上記の通信速度・ping値を守り、条件を満たす回線を契約しましょう。

回線を選ぶ時は実測値が重要

回線 実測値
回線の通信速度は、

・周辺の電波状況
・利用している通信ケーブルの品質
・通信している周辺で同じ回線を利用している人数
・同時間帯で通信しているデータの総量
・回線基地局からの距離

などによって大きく変化します。

回線を利用しているすべての契約者ごとに条件は違いますので、同じ回線を契約しても出せる通信速度は契約者ごとに異なるのが普通です。

ですが、ある程度の通信速度の目安を提示しなければ、契約者はどの回線を選んでよいか迷ってしまいます。

ですので、インターネット回線を提供するプロバイダや代理店の広告には、最大速度として「最大○Gbps」や「○Gbps」といった通信速度の速さがでかでかと記載されているのです。

パンフレットに乗っているのは理論値

実は、私たちがパンフレットやWeb広告で良く見かける通信速度とは、回線を「最適な条件」で通信した時の速度のことなのです。

各回線の能力限界と言い換えることもでき、実際に契約して通信できる回線速度とは大きく異なっています。

このような実際には出せない性能限界、物理法則に実験条件を当てはめて算出される通信速度のことを各回線の「理論値」といいます。

実際には通信できない「理論値」をでかでかと広告に記載して、契約者を募集するのは詐欺のように感じる人もいるかもしれません。

ですが、インターネット回線などの契約では、現段階ではどう工夫しても実際に通信できる速度は契約者ごとにバラバラです。

ですので、各プロバイダは参考値として回線の「理論値」を広告に記載しています。

このように、実際の数値とは違った数値を記載している広告で契約することを「ベストエフォード型」の契約といいます。

ベストエフォート型と理論値

ベスト(最大限)エフォード(努力)型の契約とは、あるサービスの提供者が、最大限に努力して記載した数値を実現または維持します。

という約束に対して契約するかたちです。

低速になった際の通信速度や回線断絶などで通信できなくなった場合の保証はありませんが、その分、回線の管理費用を抑えることができて、より多くの契約者に安価でサービスを提供できるメリットがあります。

現在の一般利用者向けのインターネット回線の契約は、ほとんどがベストエフォード型です。

なかには企業などに向けて、最低通信速度の保証や最低断絶時間の保証がある「ギャランティ型」と呼ばれる契約もありますが、回線の維持にかかる人件費や管理費などは、ベストエフォード型とは比較にならない料金になっています。

利用者がインターネット回線を契約するなら、実際の通信速度とは違うベストエフォード型で契約するというのが一般的であるとここでは理解してください。

実測値が足りないとゲーマー・トレーダーには死活問題

 

 

通信速度の実測値が遅い回線を使うデメリット 一例
ゲーマー トレーダー
ゲームの途中で突如ゲームが終了する チャートソフトが数分ごとに終了する
画面がフリーズ、または遅れたデータのままになる 画面がフリーズ、または遅れたデータのままになる
画面の切り替わりなどデータのロード時間が異常に長くなる 売・買ボタンや各種操作を受け付けなくなる

 

ゲーマー・トレーダーが通信速度が足りない回線を使うデメリットは上記のようなものなどがあります。

どのデメリットを見ても許容できる範囲ではなく、短時間での判断が必要な作業ほど死活問題です。

さらに、通信速度の実測値が十分またはギリギリ可能な範囲であっても、「ping値」が100msや200msほどだと一瞬の判断は難しくなります。

例えば、縦横無尽に移動する米粒ほどしか表示されていない敵を射撃するような場合は、ping値が高くなると命中させることは非常に困難です。

実際に相手がいる場所と、自分の画面上に写っている敵の居場所がずれてしまうからです。

「ping値」が100msというのは1秒間で10回の反復通信のことです。200msなら1秒間に5回ということになります。

数値として記載するととても高速なように感じられますが、1秒間の間でも変化し続けるデータを扱うのであれば、ping値は50ms程度(秒間20回の反復通信)でないと正確なデータとずれる可能性があります。

タイムラグをなくすためには安定性も重要

ping値以外にも、画面のフリーズや情報のワープなど、時間が一気に飛び情報が切り替わるタイムラグには通信回線の安定性が関係しています。

例えば、日中や深夜などのインターネット利用者が少ない時間であればストレスなくできるオンラインゲームであっても、お昼時や夕方から夜間にかけてなどの回線が混雑する時間帯では、十分なクオリティーを保てない回線も存在していますので注意が必要です。

固定回線の光回線を例にすると、利用者の通信は物理的な光ファイバーケーブルを通って通信しています。

ケーブルの太さは決まっていますので、当然、一度に通過できる情報の量も決まっています。

同じ光ファイバーケーブル内に通っている情報の量が少なければ高速で快適な通信ができますが、同じ地域(同じ光ファイバーケーブル)を利用する人数が増えて、データ通信量が増えてしまえば一人当たりの通過できるデータ量は少なくなってしまうのです。

光回線の場合は、十分な通信量をやり取りできる光ファイバーケーブルを設置していながら、契約者数が少ない回線を利用するほど、時間帯や利用者数による通信品質の変化が少なくなる特長があります。

逆に、十分な施設を持っていても、利用者数が多くなってしまえば通信速度の安定性は崩れてしまいます。

ゲーマー・トレーダーが使ってはいけない回線

トレーダー NG回線
ゲーマーやトレーダーに必要な条件を満たしている回線は、現段階では光回線がベストです。

さらに、光回線を使っていたとしても電波を利用して通信するような無線Wi-Fiルーターはおすすめできません。

なぜなら、光回線であっても有線のLANケーブルを利用した方が、周辺の干渉を受けず通信環境が安定するからです。

同じように、有線ケーブルであっても周りの干渉をうけるような回線、無線で通信するようなネット回線はゲーマー・トレーダーは使うべきではありません。

光回線以外の各回線が、なぜゲーマー・トレーダーにおすすめできないかそれぞれ解説していきます。

ADSL回線・ケーブル回線

メタリックケーブルを利用するADSL回線や同軸ケーブルを利用するケーブル回線は、周辺の電波による干渉に耐えられず、回線基地局からの距離によって大きく通信速度を低下させます。

さらに、送電線や幹線道路、鉄道架線などによって通信にノイズが走る特徴がありますので、通信品質が安定する回線とはいえません。

有線ケーブルを使っていても通信速度の品質に外的要因が大きく干渉しますので、設置当初は良くても後から不安定になることも多いです。

以上の理由からゲーマーやトレーダーにはまったくおすすめできません。

・ADSL回線 ping値: 40~50Ms程度
・ケーブル回線: 40~50Ms程度

WiMAX・WiMAX2+

WiMAXやモバイルWi-Fiなどの電波を利用したインターネット回線は、すべての回線に何かしらの通信制限が存在します。

例えば、WiMAXの場合は、3日で10GB以上の通信をしてしまうと、翌日の18~26時までの8時間が最大通信速度1Mbpsに制限されます。

さらに、電波で通信するモバイルルーターを設置する場所によって大きく電波状況が変化するため、安定性がある通信回線とはいえません。

光回線よりも低速ですし、他の回線同様に地域ごとの利用者数(同時期に行うデータ通信の総量)によっても通信速度が大きく上下します。

必ず存在する通信制限や回線の安定性を考慮すると、ゲーマーやトレーダーにはまったくおすすめできません。

テザリング(特に格安SIM)

スマホのテザリングは、ほとんどの回線で月に使えるデータ通信量が厳しく制限されています。

数少ない無制限プランを契約したとしても、3日で○○bps以上などの条件があり、大変厳しい速度制限が必ず適用されます。

さらに、スマホキャリアの回線をレンタルしている格安SIMは非常に脆弱な回線を使っています。

通信速度や安定性などは他の回線と比較できないほど低品質です。

そもそも有線接続をしない電波を使った通信はping値が高い特徴がありますので、光回線以外はまったくおすすめできない回線です。

ゲーマー・トレーダーにおすすめの回線

ゲーマー・トレーダーにおすすめの回線は光回線です。

光回線は通信速度が他の回線よりも高速で、光ファイバーケーブルや有線LANケーブルの長さによって通信速度の低下が起きにくい特徴があります。

周りの環境による通信速度への干渉も他の回線と比較して段違いに安定しています。

ですが、光回線の中でもおすすめできない回線、おすすめの回線が存在しますので、各回線の特徴となぜおすすめなのかを解説していきます。

NURO光

NURO光は様々なネット回線を提供しているSo-netが提供元の光回線です。

独自の光ファイバーケーブルを設置していて、他の光回線の最大通信速度1Gbpsプランと同じような料金で、最大通信速度2Gbpsのプランが契約できる特徴があります。

全国展開の光回線ではなく、下記の都府県の一部地域でしか契約できませんが、設備・利用者数ともにストレスを感じない高速通信が可能な光回線です。

関東: 東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城
東海: 愛知・岐阜・静岡・三重
関西: 大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫

NURO光は「GPON」という伝送技術を使っており、他の光回線よりも高速通信が可能になっています。

利用者が報告する実測値も非常に高速ですし、混雑時の通信速度低下を回避するためのIPv4/IPv6デュアルスタックという機能も標準装備されています。

対応エリアに住んでいるならこれで決まりといえる光回線です。

auひかり

auひかりはスマホキャリアやWiMAXを提供しているKDDIグループが提供元の光回線です。

NURO光と同様に独自で光ファイバーケーブルを設置しているのですが、こちらは全国的に対応エリアを広げている特徴があります。

通常は最大通信速度1Gbpsのプランですが、東京・神奈川・埼玉・千葉の一部地域では、5Gbpsや10Gbpsというプランも展開しています。

もちろん、混雑時に通信品質を安定化させるIPv4/IPv6デュアルスタックも無料で利用可能です。

ただし、auとサービス提携しているeo光やコミュファ光がカバーするエリアでは、戸建てタイプの契約ができません。

eo光: 大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、福井県
コミュファ光: 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県

フレッツ光系の回線は契約者数が全国的に多く、ネット通信以外の通信も兼用しているためどうしても混雑時に通信速度の安定性が弱い特徴があります。

auひかりは、NTTのフレッツ光回線よりも回線が空いている特長がありますので、混雑時でも安定した通信が可能なことがおすすめの理由です。

NURO光の提供エリアではない場合は、まずはauひかりの対応エリアを確認するのがおすすめです。

キャリアコラボレーション(SoftBankひかり)

NTTが光ファイバーケーブルを全国的に設置しているフレッツ光回線では、プロバイダを良く選らばないと低速な回線を契約することになります。

フレッツ光の光コラボ「Softbankひかり」は、一時期は混雑時に非常に低速になるとの口コミが多かったプロバイダですが、IPv6 IPoE + IPv4の通信を可能にしたIPv6高速ハイブリッド形式を採用することで、現在では混雑時でも安定した通信が可能な光回線になりました。

そもそもフレッツ光回線は、IPv4という通信経路でしか情報をやり取りできないプロバイダも多く、新しいIPv6という通信経路を使えても有料オプションを追加しないといけないプロバイダも多く存在します。

フレッツ光回線自体の契約者が多く、さらにIPv4という通信経路の場合は利用者が多くなる時間帯では通信速度の安定性が低くなります。

その中では、IPv6高速ハイブリッド形式で通信できて比較的通信速度自体も高速な「Softbankひかり」がおすすめです。

また、「GMOとくとくBB」の「ドコモ光」は、公式で発表している実測値が下り速度181.38Mbps、上り速度157.18Mbps(2018年5月~2018年12月1日)と大変高速ですが、契約時にIPv4とIPv6のどちらかの通信経路しか契約できず、切り替えができません。

IPv4とIPv6の切り替えができないと、IPv4では混雑時に低速になる危険がありますし、IPv6だけではPS4などのゲーム機の一部ソフトが通信できない問題がありますので、フレッツ光回線を契約するなら「Softbank光」がおすすめです。

NURO光・auひかり・キャリアコラボはネット申し込みがお得

光回線の各プロバイダは、街にある実店舗からも申し込みできますが、人件費や地代がかかっている分、ネット申込みより割引などのキャンペーンが低額な特徴があります。

NURO光では、NURO光公式Webサイトのキャッシュバックキャンペーンを利用するのがお得な申込方法となっています。

auひかりは、公式のキャンペーンから申し込むよりも、正規代理店が開催しているキャンペーンとの二重取りがおトクです。

代理店のキャンペーンには有料オプションの加入などが条件になっていることもありますが、そのなかではオプション料金一切不要で受け取ることができるNNコミュニケーションズなどがおすすめです。

フレッツの光コラボSoftbank光も、auひかり同様にWeb上の公式代理店を利用する方法がお得に契約できます。

現在では、アイネットサポートなどの代理店でオプション加入なしで特典が受けられるキャンペーンを開催しています。

まとめ

オンラインゲームや株・FXなどのトレードをするゲーマー&トレーダーに向けて、おすすめの高速回線を紹介しました。

ゲーマー&トレーダーに向いているネット回線は、ずばり光回線です。

なぜならば、光回線は周辺の干渉を受けづらく、高速通信ができてping値が低く、混雑時の安定性も確かだからです。

通信速度は早ければ早いほどゲーマー&トレーダーに適していますが、目安としては常に10Mbps以上の通信速度がある回線を契約しましょう。

光回線を契約する際には、混雑時でも安定した通信ができる機能があり、他の回線と比較して空いている回線を契約するのがおすすめです。

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