建物内や地下でもつながるWi-Fiルーター!電波が繋がる周波数の特性とは

建物でもつながるWi-Fiルーターの特徴と地下や建物内でも繋がりやすい周波数の特性についてご紹介します。つながらない周波数とつながる周波数では何が違うのか、建物内で使いやすいおすすめのWi-Fiルーターやつながりやすいルーターの一覧もあわせてご案内していきます。

Wi-Fiがつながりにくくなる原因を知ろう

遮断 原因
Wi-Fiが繋がりにくくなるのはどんな場合?

ポケットWi-Fiが繋がりにくくなる原因は1つではありません。その原因によって対処法が異なりますのでまずは、自分がどのパターンで電波がつながらないのか仮説を立ててみましょう。Wi-Fiがつながりにくくなるのは以下のような場合です。

◯電波に障害がある場合

1.地下や建物内、ビル街など周りに障害物がある

Wi-Fiが利用している電波というものは、障害物の有無によって繋がりやすさに差が出てきます。電波には周波数という特徴があり、電波の周波数の違いによって障害物を透過して電波を届けたり、障害物を回り込んで電波が届くようになる電波の種類が存在します。

電波が繋がりにくくなる場所は?

・屋内・建物内
・地下
・周りに障害物があるビル郡
・雨や雪の日

など、周りに障害物がある場所や場合ではWi-Fiの電波はつながりにくくなります。

2.契約している回線のサービス提供エリア外で通信している

広域に電波を飛ばしているプロバイダ基地局(回線キャリア電波搭)からの距離でWi-Fiの強弱は変わります。現在通信している場所がプロバイダ基地局から離れている場合は、Wi-Fiの電波はつながりにくくなります。

ですが現在では、人口密集地域の99%以上にWi-Fi通信範囲が拡大されていますので、よほど田舎に行かない限りはプロバイダ基地局からの距離が原因になることは稀です。

基地局からの電波が届かない場所の例として

・山岳エリア
・基地局が配備されていない地方

などがあります。各キャリアの通信エリア詳細は下記のページで確認できます。

→ Y!mobile(ワイモバイル)高速通信対応エリア

→ ドコモWi-Fiサービス対応エリア

→ WiMAX 2+サービス対応エリア

3.Wi-Fiルーターとネットをする端末の距離が離れている

基地局からの電波を受信するWi-Fiルーター(手元にあるWi-Fiを飛ばす機械)と、
ネットをしている端末との距離が離れてしまっている場合もWi-Fiはつながりにくくなります。

4.通信量の多い大きいデータをやり取りしている

例えば、YouTubeなどの動画を視聴する際には、「動画の解像度」によって通信するデータ量は変化します。高画質の動画を視聴する場合は、使用回線の一度に利用できる容量(通信速度)をフルで利用することになり他の通信がつながりにくくなります。

その他、データ容量が大きいファイルをダウンロード/アップロードする場合やオンラインゲームをする場合など、データ通信回線の容量を超えるデータのやり取りをする場合は、同時に行なう他の通信が繋がりにくくなることがあります。

逆に、メール受信やlineメッセージなどのデータ量が少ない通信は、一度に複数回行なっても使用回線の容量を圧迫することはなく、つながりにくいと感じる原因にはなりにくいです。

5.月ごとに設定されている通信量の上限を超えてしまった

 

 

 

 

通信速度制限の詳細
プロバイダ名 ドコモ softbank( Y!mobile) WiMAX 、WiMAX 2+(au)
通信制限
解除日
翌月1日の0時に解除

(順次解除していくため0時ピッタリではありません)

WiMAX回線 LTE回線(LTEオプション)
3日/10GB以上利用で

翌日の18:00~26:00まで

翌月1日の0時に解除

(WiMAX回線も同時制限)

制限速度 128kbps 1Mbps(1000kbps) 128kbps
制限日数 最大1ヶ月間 8時間 最大1ヶ月間
通信速度の

解除方法

1GB/1,000円

追加通信量購入

解除方法なし

 

 

 

ドコモ、Y!mobile(softbank)のポケットWi-Fiは、契約しているプランの月の最大データ通信量を超えてしまった場合に、データ通信量が上限を超えてしまった時点から翌月1日0時までの間、128kbpsの速度制限が適用されます。

au(WiMAX 2+)は、通常のWiMAX回線の通信は3日で10GBまでの利用制限があり、上限を超えた場合は翌日の18:00~26:00までの間、1Mbpsというゆるい速度制限があります。その他、オプション利用で使用できるauのLTE回線は、月7GB以上の利用で翌月1日0時まで128kbpsの速度制限があります。

データ通信最大容量を超えて通信をしている場合は、極端に通信速度が遅くなりつながりにくいと感じる原因になります。

ドコモ、Y!mobile(ワイモバイル)の場合は、データ通信量上限を超えてしまった場合でも、追加料金を支払うことで通信速度を復帰することが可能です。一方、WiMAX 、WiMAX 2+は速度制限を料金を支払って解除する等のサービスは現在行なっていません。

複数の原因が絡み合っている場合もありますが、上記の理由がWi-Fiがつながりにくく、または、つながりにくくなります。

まずは手軽な解決法を確認しよう(すぐにできる対策)

電波 解決策
電波をつながりやすくする方法

1.Wi-Fiルーターとネットをしている端末を近づける

家であれば、四角い箱
持ち運びであれば、端末

基地局からの電波を受信するWi-Fiルーターは、ネットを使う端末と10~20m以内に置かないとWi-Fiがつながりにくくなります。

Wi-Fiルーターとネットをしている端末との距離が離れている場合は、たがいの距離を近づけるとWi-Fiが繋がりやすくなる可能性があります。心当たりがある方はWi-Fiルーターと端末を近づけてみましょう。

2.Wi-Fiルーターを窓際など電波の受信しやすい場所に移動する

 

障害物によって遮断される傾向にある
普段は回り込む

Wi-Fiで通信している場所の電波が繋がりにくい場合は、建物の窓際など周りに障害物が少ない場所にWi-Fiルーターを移動すると電波が繋がりやすくなることがあります。

Wi-Fiがつながりにくいなと感じた時は、できるだけ周りに障害物が少ない場所にWi-Fiルーターを移動してみましょう。

3.キッチン用のボウルをパラボラアンテナ代わりにする

 

電波が弱くWi-Fiの受信が困難な場合は、アルミ製のキッチン用ボウルをパラボラアンテナ代わりにして、プロバイダ基地局から飛ばされてきた電波をボウルに反射しWi-Fiルーターに集める方法があります。

パラボラアンテナ自体の作成は簡単ですが、Wi-Fiルーターを設置する場所やボウルを向ける方向、位置などによって電波の受信状況が変化しますので、Wi-Fiの受信状況が良い配置を検証する必要があります。

自作のパラボラアンテナを作り、電波の受信しやすい配置を試して設置したところ、アンテナ無しの状態と比較して2倍から4倍の通信速度になったという口コミもあります。自宅などでWi-Fiの受信状況があまりよくないと感じている方は是非お試しください。

4.スマホのテザリング機能を使用する

スマホで使われている3G回線の通信は、通信速度が遅い代わりに広域に電波が広かる特性があります。その他のWi-Fiルーターで通信を試してみてWi-Fiの受信感度が良くない場合は、インターネットを行なう機器をスマホ3G回線のテザリング機能で接続してみましょう。

スマホの3G回線は音声通信にも使われている回線ですので、スマホのテザリング機能を利用して3G回線でネットに接続すれば、スマホで通話ができる場所でインターネットに接続できるようになります。

データの通信量を小さくする方法

・LINEなどデータ通信量が少ないものに通信方法を変えてみる

以下のようにlineやメールによる通信は容量が軽いことが特徴として挙げられます。

 

 

 

 

1GBでできる通信内容 スマホの場合 パソコンの場合
通信量 回数/1GB 通信量 回数/1GB
ホームページ閲覧 300KB (1回) 3,000回 300KB (1回) 3,000回
地図閲覧 732KB (1回) 1360回 1.2MB (1回) 830回
動画視聴 (Youtube) 1.5MB~2MB

(1分 低画質360p)

5.3時間 12MB程度

(1分 HD画質720p)

90分
メール (300文字) 5KB (1回) 20万回 5KB (1回) 20万回
LINE (文字だけ) 2KB (1回) 50万回 2KB (1回) 50万回
LINE (画像送受信) 300KB

(1回 低画質)

3,500枚 2~4MB

(1回 オリジナル画質)

500~250枚
LINE (音声通話) 300KB (1分) 55時間 300KB (1分) 55時間

   

ネットをしていて表示速度が遅いと感じた時は、表示しているページや通信中のファイルをいったん閉じて、LINEメッセージやメール送受信などのデータ容量が少ない通信方法を試してください。メールやLINEなどのデータ量が少ない通信では、つながりにくさを解消できる場合があります。

また、普段からパケット通信量を節約することで通信制限にかかりにくくすることができます。

・節約ブラウザを使用する

ネットをする際に節約ブラウザを利用すると通信するデータ量を縮小できます。スマホでは「OPERA(オペラ) Mini」 ブラウザアプリ、PCではGoogle Chromeブラウザの「データセーバー拡張機能」などが有名な節約ブラウザアプリ・機能です。

節約ブラウザは、アクセスしたサイトをブラウザ内部で一度圧縮(データ量を減らす)してから端末に送信します。端末にデータを受信したあとに、解凍(圧縮を元に戻す)する方法を取ることで、データ通信量を大幅に減らしています。その結果としてスマホでは最大90%のデータ通信量の削減が可能になっています。

→ OPERA Mini iPhone用ダウンロード

→ OPERA Mini Android用ダウンロード

パソコンでGoogle Chromeブラウザを利用しているならワンタッチでデータ通信量が削減できる

Google Chrome拡張機能「データセーバー」

 

周波数の特性を理解して繋がりやすいWi-Fiにしよう(機種変)

周波数 機種変

音の性質に近い低周波のWi-Fiを使用すれば障害物を回り込める

 

 

周波数の特徴
低周波 高周波
Wi-Fiの周波数帯 700MHz~2.1GHz 2.5GHz~
電波の飛び方 障害物を回り込んで

遠くまで飛ぶ

短距離を直線的に飛ぶ
性質の近いもの 音のような性質 光のような性質
雨や雪など 回避して進む 反射しながら進む
電波の伝わりやすさ 伝わりやすい 伝わりにくい

 

Wi-Fiで通信に使っている電波とは、空間を伝わる電気エネルギーの波のことです。

この波のことを周波数といいます。周波数には低周波と高周波と呼ばれるものがあり、利用する電波を低周波にすれば、障害物を回避、または透過して電波が届くようになります。

周波数は1秒間に繰り返す電波の波の数のことを表しています。

電波の山と波が1セットで1Hz(ヘルツ)

・1MHz=100万回(1,000.000Hz)
・1GH=10億回(1,000MHz)

という単位で表されています。

低周波は移動する距離が「高周波」よりも伸びて、ビルや山、地下などの障害物を回り込んで電波を届ける特性があります。さらに、雨や雪なども回避して進み、電波が障害物を透過する特性も強くなります。届きやすさの感覚として、低周波は音と同じような性質を持った電波です。

一方、1秒間に繰り返す波の数が多い高周波は、電波が直線的に移動するようになり、障害物を回避する性能は低下します。さらに、障害物に当たると透過せずに反射してしまう特性があります。雨や雪などにも反射してしまい電波が届きにくくなる特性です。

高周波は、例えるならば光のような特性を持った電波です。障害物にさえぎられてしまい、影になった場所には電波が届きにくい性質を持っています。

建物内や障害物が多い場所で電波がつながりにくいと感じたときは、周波数の低いWi-Fi回線を利用すると繋がりやすさは改善します。

周波数帯は”プロバイダ”と”回線”によって決まっている

利用する機種の性能による差も多少はありはしますが、実質的にはほとんどないといえるレベルです。建物内で電波がつながりにくいと感じた際には、機種(ルーター)の変更ではなく、利用するプロバイダ(回線が利用している周波数)を変更することを考慮しましょう。

障害物が多い場所でWi-Fiがつながりにくいと感じている方は、Wi-Fiが繋がりやすくなるLTE回線のプロバイダに変更することをおすすめいたします。

 

回線キャリア名 ドコモ au ソフトバンク

Yahoo!Wi-Fi

Y!mobile

UQ WiMAX
700MHz 3G 3G 3G
800MHz LTE LTE
900MHz LTE
1.5GHz LTE LTE
1.7GHz LTE
2.1GHz LTE LTE LTE
2.5GHz WiMAX、WiMAX 2+

 

 

ポケットWi-Fiとスマートフォンを両方持っている人は分かるかもしれませんが、ポケットWi-Fiが繋がらなくなるとしても、スマホが繋がらなくなることはなかなかありませんよね?これはスマホが周波数帯の低い回線に切り替えてくれているおかげです。

建物内で繋がりやすくしたいならプラチナバンドの機種を選ぼう

通常、低周波は高周波に比べて通信速度が遅くなる特性がありますが、各キャリア基地局の充実等を考慮した実測値は、LTE回線(800MHz~2.1GHz)でも、WiMAX 2+回線(2.5GHz)と遜色ない通信速度になっています。

通信速度が速いと言われているWiMAXやWiMAX 2+は通信速度を上げるために2.5Ghzという高周波で電波を飛ばしていますが、地下や建物内では電波が繋がりにくくなる傾向があります。

プラチナバンドと呼ばれる700〜900MHz帯のWi-Fi電波は、スマホの電波と同じ周波数を使用していますのでスマホが使える場所ならWi-Fiもつながります。つまり、Y!mobile(ワイモバイル)、ドコモなどのポケットWi-Fiは建物内でもつながりやすくなっています。

建物内でつながりやすく通信速度が出るWi-Fiルーターは、ワイモバイルやドコモなどを選択すると、ストレスなく障害物があってもつながりやすいWi-Fiルーターを選択できます。

現行で販売されているモバイルWi-Fiルーターのなかで建物内でつながりやすい機種一覧は

Y!mobile(ワイモバイル)

・603HW

周波数帯:
[FDD-LTE]900MHz・1.5GHz・1.7GHz・2.1GHz
[AXGP]2.5GHz
[TDD-LTE]3.5GHz

→最新機種の603HWは、通常の通信を[FDD-LTE]というプラチナバンド帯を含む低周波回線で行ないます。[AXGP][TDD-LTE]は、アドバンスオプション料金を支払うことで利用できるWiMAXなどで使われている高速回線です。

[AXGP][TDD-LTE]回線は、7GBを超えるデータ通信でも無制限で利用できます。(3日/10GB以上利用で翌日18:00~26:00まで最大速度1Mbpsの速度制限有り)

異なる複数の周波数帯を一つにまとめて通信する「キャリアアグリゲーション」という技術を使い、4本のアンテナで通信する「4×4MIMO」という通信方式を取っているため、通常のLTE回線で下り最大612Mbpsという高速通信ができるようになった機種です。

・504HW

周波数帯:
[FDD-LTE]900MHz・1.7GHz・2.1GHz
[AXGP]2.5GHz

→504HWは、603HW同様に「キャリアアグリゲーション」、「4×4MIMO」という技術を使い通信しています。下り最大261Mbpsという速度で、アドバンスオプションを利用して[AXGP]回線で無制限通信を利用することもできる機種です。
ワイモバイルでの利用料金は603HWと同じ価格で、機種の発売日が603Wと1年近く離れているため603HWをおすすめいたします。

・305ZT

周波数帯:
[FDD-LTE]900MHz・1.7GHz・2.1GHz
[AXGP]2.5GHz

→上記の603HW、504HWが、通常の[FDD-LTE]LTE通信のみで利用できる料金プランなのに対し、305ZTは、契約プランにはじめからアドバンスオプション料金が含まれています。

アドバンスオプション料金を支払って[AXGP]回線を月ごとに契約したりしなかったりできる603HW、504HWと違い、305ZTは、毎月アドバンスオプション料金が通常料金に含まれた契約のみで使える機種です。

機種の販売日も約3年前ですので、特におすすめする特徴はありません。

・601ZT

周波数帯:
[FDD-LTE]900MHz・1.7GHz・2.1GHz
[AXGP]2.5GHz

→601ZTは、スペック表では[AXGP]回線にも対応していますが、現在のワイモバイル契約プランで、601ZTで無制限通信できる[AXGP]を利用する方法はありません。通常の[FDD-LTE]LTE回線を月5GBまで通信できるプランで利用できる機種です。

月の利用料が2,480円と安いことが特徴的です。持ち運びが簡単でコンパクトな機種という特徴があり、電波の届きにくい場所で月5GB以下の通信しかしない方であれば、おすすめできる機種になっています。

・506HW

周波数帯:
[4G]900MHz・1.7GHz・2.1GHz・2.5GHz

→506HWも601ZT同様に、月5GBまでのプランで、アドバンスオプションに加入して[AXGP]回線を利用することはできない機種です。月の利用料金も601ZTと同額の2,480円になっています。

コンパクトサイズで電源を入れてからの起動の早さが売りの機種です。601ZT同様に電波の届きにくい場所で月5GB以下の通信量で問題ない方におすすめできます。

・401HW

周波数帯:
[4G]900MHz・1.7GHz・2.1GHz・2.5GHz

→401HWも月5GBまでのデータ通信ができるプランで利用する機種です。上記の601ZT・506HWの前に発売された機種で、コンパクトでシンプルなデザインという特徴があります。
古い機種になりますので、月5GBまでのプランを選択するにしても401HWを選択するメリットはあまり感じられません。

モバイルWi-Fiで使われているLTE回線は、携帯電話会社の回線を利用しています。

ドコモ、au、Softbankなど各有名キャリアでもモバイルWi-Fiサービスは行なっていますが、Softbank回線ではワイモバイルが、au回線ではWiMAXがキャリアに比べ優れたサービスを安価で提供しているのが現状です。

一方、ドコモ回線はドコモ自体がモバイルWi-Fiのサービスを主に行なっています。

ワイモバイル、WiMAXなどは、キャリアから回線を借りてサービスを行なっていて、料金も格安な印象があります。ですが、ドコモ回線のモバイルWi-Fiは、キャリア自体がサービスを行なっていて、モバイルWi-Fiの利用料金も携帯キャリア特有の割高なプランが多くなっています。

docomo

・N-01J

周波数帯:
[FDD-LTE]800MHz・1.5GHz・1.7GHz・2.1GH
[TDD-LTE]3.5GHz

→ドコモはプラチナバンド(700~900MHz)のなかで800MHzの周波数帯を利用していて、他のキャリア回線よりも対応エリアが広いこと、つながりやすいことがドコモモバイルWi-Fiの特徴です。

N-01Jでは、複数の周波数帯を束ねて高速通信をする「PREMIUM 4G」(キャリアアグリゲーション、4×4MIMOなどの技術)で、下り最大788Mbpsという速度を実現しています。

ですが、ドコモのモバイルWi-Fiでは、無制限で使えるプランは現在ありません。契約プランは5GBから徐々にGB数を増やしていく契約になっています。月5GBのプランで6,900円からと、他のモバイルWi-Fiに比べてとても高額な利用料金です。

Wi-Fiを利用する地域や場所が、ドコモ回線の電波しか受信しないような場合におすすめできる機種になっています。

・HW-01H

周波数帯
[FDD-LTE]800MHz・900MHz・1.5GHz・1.7GHz・2.1GH
[TDD-LTE]3.5GHz

→HW-01HもN-01J同様にPREMIUM 4Gを利用して下り最大370Mbpsという速度になっています。電波の繋がりやすさや契約プランなどはN-01Jと同じです。

HW-01Hの特徴は、N-01J(2500mAh)の二倍近いバッテリー容量(4750mAh)と、HW-01Hからスマホなどの端末にケーブルを利用して充電できることです。発売時期はN-01Jの半年前の端末ですので、モバイルバッテリーなど充電器を他に持っている方は小型のN-01Jをおすすめいたします。

また、通信費を抑えられることで有名な格安SIMを挿入して利用できるタイプのポケットWi-Fiにも繋がりやすいルーターが存在します。

MVMOの格安SIMを挿入して利用できるWi-Fiルーター

・Aterm MR05L

周波数帯
[FDD-LTE]900MHz・1.5GHz・1.7GHz・2.1GH
[TDD-LTE]]2.5GHz

→データ通信専用プランの格安SIMをAterm MR05Lに挿入してWi-Fiを利用する機種です。利用するLTE回線は、契約している格安SIMの回線によって速度やデータ通信量上限が変化します。機種自体の性能として下り最大300Mbpsという通信速度になっています。

格安SIMのデータ通信は、格安SIM提供会社(MVNO)が公表している最大速度(225Mbpsや375Mbpsなど)と実際に出る速度との差がとても激しいことが特徴的です。実際に利用できる通信速度は、0.5~10Mbps程度の速さになることが平均的になっています。

・MF855

周波数帯:
[4G]2.5GHz / 2.1GHz / 1.7GHz
[3G]2.1GHz / 900MHz

→MF855は、Battery Wi-Fiと呼ばれる機種で7800mAhの大容量モバイルバッテリーとして周辺機器の充電器としても利用できる機種です。Aterm MR05Lと同様に、格安SIMのデータ専用プランSIMを挿入して使用します。下り最大速度は112.5Mbpsになっています。

格安SIMのデータ通信プランには、LTE回線が使い放題(通信量無制限)で利用できるプランがありますので、普段から電波のつながりにくい場所でWi-Fiを利用する機会が多い方は、格安SIMの「LTE通信無制限プラン」がおすすめです。

つまり、どういうことでしょうか?
上で列挙した機種を元にどんな人はどの機種を買ったほうが良いのか言葉で解説してください。
(300文字程度で収まるように)

ストレスを感じる通信速度でも良いので、電波が届きにくい場所で通信量無制限でネットがしたい方には格安SIMのWi-Fiルーターがおすすめです。ですが、満足いく通信速度を希望する場合は、ワイモバイル機種の603HWをおすすめいたします。

電波の届きにくい場所では月7GBまで、電波のある場所では無制限で高速通信できるオプションが利用できるからです。

ドコモ機種は基本使用量がとても高額ですので、ワイモバイルLTE回線の電波でも繋がりにくいと感じる魔所で、なおかつ、高速通信を希望される方以外にはおすすめできる内容ではありません。

 

 

屋内や地下で繋がりやすいWi-Fi機種 一覧
プロバイダ名 Y!mobile(SoftBank) docomo 格安SIM利用機種
機種名 603HW 504HW 305ZT 601ZT 506HW 401HW N-01J HW-01H AtermMR05LN MF855
下り最大通信速度(LTE) 350
Mbps
261
Mbps
187.5
Mbps
112.5Mbps 112.5

Mbps

112.5

Mbps

788
Mbps
370
Mbps
375
Mbps
112.5
Mbps
平均実測速度 42.5〜76.6Mbps 97〜161Mbps 0.5~10Mbps
通信方法 LTE LTE LTE
周波数帯 900MHz

1.7GHz

2.1GHz

800MHz

1.5GHz

2.1GHz

800MHz

1.5GHz・1.7GHz

2.1GHz

データ通信量上限 7GB
(LTE回線)
5GB
(LTE回線)
5GB
(LTE回線)
LTE使い放題
プランあり
制限速度 128kbps 128kbps 非公開速度制限有り

(200kbps程度?)

オプション

(追加通信方法)

アドバンスオプション アドバンス

オプション

強制加入

プランのみ

なし なし なし
オプション内容 7GB以上の通信でも

高速通信可能(2.5GHz回線)

オプション料金 684円
月額料金 3,696円 4,380円 2,480円 6,900円 2,376~2,480円
契約年数 3年更新 3年更新 1年以上契約後は

自由解約可能

速度制限の

制限解除方法

1GB/1,000円

追加通信量購入

1GB/1,000円

追加通信量購入

なし

 

・周波数帯低いことのデメリット

 

周波数帯が低い回線は、一度に通信できるデータ量が少なくなる(通信速度が遅くなる)というデメリットがあります。

700MHzの3G回線は旧式回線と呼ばれるもので、音声通話やパケット通信に使われているものです。スマホの音声通話と同じ感覚で利用できる使用範囲がありますが、通信速度は0.5Mpbs〜3Mbps程度というとても遅い通信速度です。

 

 

通信速度の目安
Lineやメールの送受信 200kbps程度
Webページ観覧 (ストレスをたまに感じる) 1~3Mbps程度
Webページ観覧や低画質動画の視聴が問題ない 5Mbps以上

 

 

ネット観覧がスムーズに行なえて低画質動画であれば、問題なく視聴できる通信速度が5Mbps以上といわれています。

広域でつながる特性を持ったプラチナバンド帯(低周波)の周波数を利用できる機種でも、3G回線や格安SIMが提供している回線では、0.5Mbps程度の通信速度になることも多く、満足いく通信速度でネット観覧ができるとはいえない状況です。

画像が主なWebページの観覧や動画視聴、データのやり取りなどは、3G回線や格安SIMの回線では通信速度にストレスを感じる場面が多くなります。

プラチナバンド帯のデメリットである通信速度の遅さは、ワイモバイルやドコモなど、LTE回線品質が整っているプロバイダの機種であれば、42.5Mbps以上の通信速度が平均的に出ていますので、普段のデータ通信で速度が遅いと感じることは稀です。

つまり、低周波のデメリットである通信速度の遅さは、ワイモバイル、ドコモ機種では考慮する必要はありません。プラチナバンド帯の機種でも問題なく高速通信が可能になっています。

 

屋内や地下でも繋がるWi-Fi機種一覧とおすすめ機種

WiMAX 2+でも3年契約をすれば、WiMAX 2+(2.5GHz)とLTE(auの回線)を同時に同じ機種で利用可能になっています。ですが、建物内でつながりやすいWi-Fiのおすすめ機種はWiMAX 2+機種ではなく、ワイモバイルの「603HW」です。

なぜならば、ワイモバイルのLTE回線は月7GB以上のデータ通信を超えてしまった場合でも、追加料金を支払うことで速度制限を解除できるからです。

さらに、「603HW」ではオプション料金を支払うことで「AXGP」と呼ばれる、2.5GHz回線をデータ通信量無制限で利用できるプランも用意されています。

ドコモのポケットWi-Fiも追加料金を支払うことで速度制限を解除できますが、ドコモのポケットWi-Fiは基本使用料が他のプロバイダよりも大変高額になっており、データ通信量無制限で使える2.5GHz回線などは用意されていません。

建物内でつながりやすいLTE回線を利用できますがおすすめとはいえない状況です。

 

 

屋内や地下でも繋がるWi-Fi機種一覧
プロバイダ名 Y!mobile(SoftBank) docomo WiMAX 2+(au)
機種名 603HW N-01J W05
下り最大通信速度 612Mbps 682Mbps 558Mbps
通信方法 LTE LTE WiMAX 2+
周波数帯 900MHz

1.7GHz

2.1GHz

800MHz

1.5GHz

2.1GHz

2.5GHz
データ通信量上限 7GB
(LTE回線)
5GB
(LTE回線)
無制限
(WiMAX 2+回線)
オプション
(追加通信方法)
アドバンスオプション なし LTEオプション
オプション内容 7GB以上の通信でも高速通信可能(2.5GHz回線を利用) 月7GBまで

LTE回線を利用できる

オプション料金 684円 無料

(2年契約/月額1,005円)

月額料金 3,696円 6,900円 3,411円※1
契約年数 3年 3年 3年
速度制限の

制限解除方法

500MB/500円で

追加通信量購入

1GB/1,000円

追加通信量購入

解除方法なし

 

※1 Broad WiMAX Web限定間ペーン(初期費用18,857円割引)利用時

上記の表を見ると、WiMAX 2+が料金も安く無料でLTE回線が利用できてお得のように感じるかもしれません。ですが、問題なのは速度制限を受けた場合の解除方法です。

WiMAX 2+のLTEオプションやワイモバイルには、月7GBの通信量上限が設定されています。もしも上限を超えてしまった場合は、通信量が上限を超えた時点から月末までの間、厳しい速度制限(128kbps)をすべての通信に適用されてしまいます。

WiMAX 2+は通常の2.5GHz回線も128kbpsに速度制限されます。128kbpsとは、メール送信やLINE通信が辛うじてできる通信速度です。通常のネット観覧などは非常に困難な状態になってしまいます。

WiMAX 2+の場合は速度制限の解除方法がなく、LTE回線を利用しすぎて速度制限を受けてしまった場合は、問答無用で月末までネットをすることが非常に困難な状況になってしまいます。

ワイモバイルは上限を超えてしまった場合でも、追加料金を支払うことですぐに128kbpsの厳しい速度制限を解除することが可能です。

さらに、ワイモバイルで扱っている機種の中でも「603HW」は、2.5GHzの「AXGP」回線がアドバンスオプション料金を支払うことで利用できます。

「AXGP」回線はWiMAX 2+回線と良く似ていて、月のデータ通信量上限は無制限ですが、3日で10GB以上利用すると翌日18:00~25:00時まで約1Mbps 程度の速度制限があります。

ワイモバイルが扱っている機種の中には、アドバンスオプションが利用できない機種もありますので、オプション料金を支払うだけでデータ通信量上限が無制限で利用できる「603HW」をおすすめいたします。

例えば、LTE回線を7GB以上利用してしまった後で追加料金を支払い、その後アドバンスオプションを適用して、月末まで「AXGP」回線で高速通信を利用するような使い方がおすすめです。

「AXGP」回線は下り最大110Mbps、上り15Mbpsというネット観覧をするには十分な回線速度です。繋がるエリアは「SoftBank4Gエリア」と同じ範囲になっていて、こちらのエリアマップ紫色のエリアで高速通信を行なえます。

「AXGP」回線は2.5GHzの高周波を利用していますので、LTEと同じように建物内で利用することはできなくなりますが、WiMAX 2+のように上限を超えてしまった場合にまったく使えなくなるようなことはありません。

建物内や地下などでWi-Fiを利用することが多く、つながりにくいと感じている方は、ワイモバイルの「603HW」など、LTE回線を「安全に」利用できる機種・プランをおすすめいたします。

まとめ

Wi-Fiがつながりにくくなる原因と共に、対処法と周波数の特性、Wi-Fiが繋がりやすい機種一覧やおすすめ機種などをご紹介しました。

周波数の特性は、高い周波数になるほど光と似た特性になり、直線的に移動して障害物で反射する特性になります。建物内でつながりやすいWi-Fiを希望される方は、LTEなどの低い周波数のWi-Fi回線を利用すると電波のつながりやすさは向上します。

地下やビル郡、周りに障害物の多い場所でWi-Fiを使いたい場合は、低い周波数のWi-Fi回線を利用するようにしましょう。WiMAX 2+は利用料が安く一見良いように思えますが、LTEオプションの落とし穴など注意しなければいけない点があります。

月のデータ通信量上限があるLTE回線をうまく利用するための、機種の選び方やデータ通信量を抑えるための方法も合わせてご紹介していますので、なんだかWi-Fiがつながりにくいと感じていらっしゃる方は各項目をご一読ください。

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